更新日:2021年10月18日
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7月1日,地域振興局で「鹿児島地区新規就農者励ましの会」を開催し,先輩農業者,関係機関・団体等25名が出席しました。対象者は鹿児島市9名,十島村1名の10名で,うち6名が出席しました。出席した新規就農者が就農の動機や今後の抱負等を発表し,先輩農業者から,温かい励ましの言葉をいただきました。その後,新規就農者に対する事前の聞き取り調査結果を基に,農地の確保,技術習得について情報交換を行いました。今後は,各種研修会や個別指導を通して,継続的な支援を行っていきます。
7月8日,地域振興局で女性農業者等の組織「ポタジェファム」が販売力向上研修会を開催し,会員・関係機関31名が出席しました。鹿児島県よろず支援拠点のコーディネーターによる「売れるための価格の決め方・考え方セミナー」,「価値を下げないで!関西人が見た鹿児島の魅力生産者から商売人へ!あきんどセミナー」と題した2つの講義に熱心に聞き入っていました。会員から,コラボ商品の開発に対する要望が出されているので,実現するよう支援していきます。
今年2月から鹿児島市において,障がい者福祉サービス事業所の施設外就労による農福連携に対する取組の支援の一環として,6月30日,鹿児島市吉野支所で,農業者,事業所及び鹿児島市と,これまでの取組の評価や請負契約の方法などを検討しました。農業者と事業所の両者からは,取り組みに対して高く評価する意見がありました。この取組が,地域の農福連携のモデルとなるよう,引き続き支援していきます。
7月1日と8日の計2回,30人の新規就農者等を対象に「農業基礎研修会」を日置庁舎で開催しました。農政普及課の普及指導員が講師となり,病害虫防除,生産牛,土壌肥料,農業経営の4分野について講義や現地検討を行いました。初日冒頭には,指導農業士会会長から「苦しい就農時期をどのように乗り越えるかが将来を大きく左右する。汗をかき,知恵を出して頑張ってほしい。」との助言をいただきました。受講者からは「今後も品目ごとの専門的な研修会を年内に開催してほしい。」との意見が多くありました。
7月28日,日置庁舎で「日置地区新規就農者励ましの会」を開催しました。管内で就農した20代~40代の7人のうち6人が参加し「経営規模を拡大したい」,「農業を通じて地域に貢献したい」などと熱い決意を語りました。指導農業士会や女性組織あぐりロマンひおき,農業青年クラブの代表者が「相談できる仲間をつくって」「行政やJAとの連携もしっかり」などと助言しました。今後も顔の見える具体的な支援を関係機関・団体一体と連携して取り組んでいきます。
日置市ASIAGAPHIOKI茶部会は,7月6日に地元卓球クラブ「日置茶恋知」に「日置茶」をプレゼントしました。同クラブは6月に行われたレディース卓球大会で優勝した強豪ですが,偶然「日置茶」を名乗っている縁で同部会で祝福したものです。試合前のリラックスや試合中の水分補給として茶を飲用しているスポーツ選手もいること等を紹介し,今後の活躍にエールを送りました。今後とも同部会では様々な場面で茶の機能性をアピールしていきます。
7月13日に日置市日吉支所において,吉利アグリ未来会議で検討中の営農ビジョンの推進に向けて,担い手,関係機関18名が集まり,3班に分かれてワークショップを行いました。特に,地域での未来会議の認知度向上や体制強化,畑かんについての理解促進,耕畜連携の推進について活発に意見が出されました。未来会議では,今回の結果を更にブラッシュアップし,具体的な活動を展開していく方向です。
7月19日,日吉農村センターにおいて,日置地区生活研究グループ員12名が集まり,季節の野菜使い切りレシピ検討会を開催しました。当日は,夏野菜と副材料等が準備され,日頃グループ員が培った技術・知識を活かして,2時間弱で27品目の料理が作られました。今回のレシピは,日置市直売所等ネットワーク連絡協議会と連携し,SDGs活動の一環として,出荷が重なる旬の野菜の販売促進,地産地消の推進につなげる予定です。
ミニトマト研究会では,6月下旬に2回に分けて栽培終了ほ場の根域調査を実施しました。トマトを栽培して5年以上経過しているほ場では,地下20~25cm程度に圧密盤があり,その上に根域が集中していました。また,おおむね地下50cmまでの所に根があることがわかり,参加者は根域や地下部伸長に関する理解を深めました。参加者からは「地下部調査はとても勉強になった」と反応も良好でした。今後も定期的に研修会を開催し,生産技術向上の支援を行っていきます。
7月20日に県園振協本部・農業開発総合センターの協力により,管内のハウスで収量低下の原因である裂果対策の実証ほを設置しました。実証ハウスで,水の浸入口である山側のハウス側面に沿って,ユンボを使って深さ1m×30mの溝を掘り,その壁面に沿って遮水シートを埋設しました。これを受けて,JA果樹部会では7月27日に研修会を開催し,ブランド品質の果実生産に向けて,簡易土壌水分計の活用と裂果防止対策について,熱い議論が交わされました。
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