更新日:2023年3月20日
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2月2日に,鹿児島市清和小学校の5年生182名を対象にお茶の授業を行いました。授業では,管内の日本茶インストラクターの協力のもと,お茶の歴史や効能,おいしいお茶の入れ方について実演を交えて説明しました。生徒からは「お茶を飲むことの大切さを家族に伝えたい」,「急須を買いに行きたい」などの声が聞かれるなど好評でした。また,学校にもお茶の贈呈を行うなど,リーフ茶の消費低迷が進む中で,充実した活動となりました。
2月2日に,県民交流センターにおいて,県フラワーコンテストが開催され,鹿児島市吉野町の鎌田洋平さんのオリエンタルユリが鹿児島県知事賞を2年連続で受賞しました。鎌田さんは新規就農5年目ながら,山野草残さ等を堆肥化した物や緑肥や土壌改良材の投入による土づくりや,インスタグラムなどのSNSを活用した直売及びネット販売により直接消費者の声を聞き,そのニーズに応えられるよう,品種の選定や栽培方法を工夫しています。
2月15日,三島村黒島で,生産者と関係者18名の参加のもと,サツマイモ基腐病対策研修会を開催しました。当地域では,自家消費用のさつまいもで基腐病が発生しており,今回は,栽培資料をもとに根絶に向けた健全ほ場・健全苗確保をはじめ,その他防除対策のポイントを説明するなど,対策の重要性の周知を図りました。また,これまで基腐病発生が見られない焼酎原料用のほ場においては,今後とも村関係者と連携し,バイオ苗を中心とした健全苗確保と収量確保対策を支援することとしています。
肥料高騰対策の一環として,地力に応じた適性施肥を検討するため,,鹿児島市内50地点の軟弱野菜ハウスの可給態窒素を測定しました。測定の結果,軟弱野菜ハウスの平均は8.9mg/100gで,地力の高いハウスでは15mg/100gを上回る可給態窒素が測定されました。結果を通知した生産者からは,今後の管理について相談したいなど関心が高かったです。次年度は,通年でハウス内地温を測定し,土壌からの窒素溶出パターンを把握するとともに,地力に基づいた施肥設計の実証ほを設置予定です。
2月1日,JAさつま日置中部営農センターで,原料用甘しょ部会員9名を対象にした技術研修会を開催しました。昨年は,生産者の徹底した管理と好天候の追い風を受けて作柄は良好でした。一部で軟腐症状の発生が見られましたが,対策はサツマイモ基腐病と共通するため,「持ち込まない」「増やさない」「残さない」の3ない対策を地域全体で徹底することが肝要であると生産者に説明し,理解されました。3月中旬からの早植も重要な対策になり得るため,管内全域で早進化の推進を図ります。
2月14日,田代地区及び集落営農法人田代ビレッジの今後の経営方針・計画の検討に向け,課題解決検討会を開催し,講演会で梅月堂社長から課題解決の実践事例を学び,その後,ワークショップを行いました。ワークショップでは田代地区の農業者等と外部の関係者を交え,1班約7名4班に分かれて実施し,田代ビレッジメンバーのフィリピン出身者からは,率直な意見を英文で記載するなど多くの意見が出されました。これらの意見を,今後,地域計画などにも反映させていきます。
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