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更新日:2023年3月20日

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農政普及課現地農業情報(令和4年12月)

鹿児島地区

鹿児島・日置地区荒茶求評会

11月30日(水曜日),地区茶業振興会は鹿児島県茶市場で,「鹿児島・日置地区荒茶求評会」を開催しました。当日は,鹿児島・日置地区から22点のお茶(一番茶)が出品され,4社5名の茶商に審査を受けました。また,当日は,茶商と生産者が個別に面談できる機会を新たに設けるなど,従来より相互に意見交換ができるよう内容の充実も図りました。生産者からは,「次年度製造の参考になった。」「普段聞けないことが聞けた。」と意見が出るなど技術向上,流通情報の収集に資することができました。

松元なす部会が反省会を開催

11月29日(木曜日)に鹿児島市松元支所で,「夏秋なす反省会」が開催されました。当日は,生産者,市場,関係機関等25名が出席し,今年度の反省と次年度に向けた検討を行いました。今年度は,生育初期に極端に降水量が多く,日照時間も短かったことや梅雨時期が高温で降水量が少なかったこと,9月の台風の影響等を受け,出荷量は前年比82%,販売額は70%と大きく減少しました。次年度に向けては排水対策等の基本技術の徹底のほか,施肥体系や品種等の検討に取り組むこととしています。

サツマイモ基腐病対策PT作業部会で重点農家の支援検討

11月29日(火曜日)に鹿児島市喜入支所で,鹿児島地区サツマイモ基腐病対策PT作業部会を開催しました。当日は,重点農家を交えて今年の基腐病の発生原因は苗からの持ち込みの可能性が高いことを確認し,次年度に向けて対策を検討しました。農家との意見交換では,新規ほ場確保が困難な苗床や本ぽの土壌消毒,耐病性品種の導入,野菜との輪作,基本防除対策等をしたうえで早植え・早期堀取り等による発生軽減対策を実施することを確認し,部会も最善の支援対策を行うことにしました。

若手女性農業者研修会を開催

12月6日(火曜日)に鹿児島地域振興局で,就農してまもない若手女性農業者を参集し,研修会を開催しました。女性農業者の経営参画事例紹介で,南大隅町でピーマンと紅茶の生産・販売をしている女性農業経営士の後藤千佳子氏に,就農から現在までの取組を講演いただきました。意見交換では後藤さんから,就農当時の苦労を地域の先輩農業者に支えられて乗り越えたことや6次化の取組のアドバイスをもらうなど有意義な時間となりました。

桜島小みかん「紅さくら」の収穫体験を含む観光ツアーを支援

11月30日,旅行業者との連携で,桜島小みかん「紅さくら」の収穫体験を含む農村体験観光ツアーが実施され,11名が参加しました。このツアーは農村振興課のつながる♥おもい農村体験事業によるツアーの1つでありますが,近年,桜島小みかんの収穫労力確保が課題であり,「観光+農作業」を組み合わせた労力確保を模索していたことから,ツアーの企画段階から食材提供,収穫体験部分の支援を行いました。今後は,収穫労力不足を補う体験が2~3日となるように取組を発展させていきたいです。

日置地区

学校給食センター栄養教諭が地域食材への理解深める

12月14日,管内の栄養教諭を対象に「学校給食地域食材理解促進検討会」を開催し,いちき串木野市ヤブサメファーム,ゼロプラス,JA果樹選果場を視察しました。栄養教諭からは「これまで,給食の栄養価や,食中毒対策,給食づくりの作業動線に留意していた。今回,農業者の皆さんが栽培・飼料管理に科学的根拠を持って,心を込めて食材を生産していることを知り,これからも是非,子どもたちに伝えていきたい」との感想が述べられました。

第3回鹿児島地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム会議

12月15日,県日置庁舎会議室で見出しの会議が開催され,関係市町村,農業委員会,JA,管内の主な酒造会社,県の各機関から約20名が出席しました。会議では(1)令和4年産サツマイモ基腐病対策の取組実績,(2)令和5年産に向けたサツマイモ基腐病対策の取組,(3)各種の基腐病対策事業等の紹介・取組状況等が協議されました。効果的な「3ない対策」の技術を徹底し,気象にも恵まれた結果,日置地区では,昨年よりも格段に被害を抑えることができ,酒造会社からも高い評価を得られました。

 

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

鹿児島地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0998057370

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