更新日:2022年6月14日
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5月18日,枕崎市俵積田地区において,ドローンによるサツマイモ基腐病防除を行いました。当地区では,これまで,防除効果を高めるため,一斉防除を行うこととし,植付時期を揃える等の話し合いを行ってきました。当日は,地域作業部会主催の現地検討を実施し,一斉防除及び団地防除の必要性についても説明を行いました。農政普及課では,今後,ドローンを活用した防除を進めるため,作業受委託調整組織を介した作業実施体制を構築するため支援することとしています。
令和4年度の「担い手確保・育成普及活動」の支援対象者47戸が決定し,支援体制を確立したところです。支援対象には昨年度就農した認定新規就農者や制度資金借受け者などを新たに加え,関係機関・団体と一体となって経営基盤の早期確立に向けた支援を行います。また,昨年度からの継続支援対象については,引き続き改善提案を行っていきます。農政普及課においては,経営及び技術改善指導を通じて経営基盤の確立を支援していきます。
南九州市川辺のどんどんファーム古殿「どんどん亭」は,ポストコロナ事業を活用し,令和3年度より甘酒の原料となる米麹を試作しています。これまでは,米麹は購入していましたが,製造コスト削減を図るため,同法人の米を使用した米麹を試作しています。
今回は,種麹を変えて試作しました。出来上がった米麹で製造した甘酒の糖度が安定するまで,試作支援の必要があります。今後は,原価計算を検討し,販路拡大へ向けた支援も行います。
5月18日,サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム作業部会を開催しました。今年度は,市レベルの作業部会(ワーキンググループ)の取組を強化するため,担当普及指導員を配置するとともに定例的な検討を行うことを確認しました。また,(1)課題解決に向け市ワーキンググループ,地域作業部会,県プロジェクトチームが担うべき役割を分担して取り組むこと,(2)地域作業部会で,種苗供給体制,ドローン防除体制,健全農地確保の3課題を重点的に検討することも確認しました。
コロナ禍で切り花の売り上げが落ち込んでいる中,昨年から始めた取組です。4月28日~5月10日にかけて,南九州市川辺町にある道の駅「川辺やすらぎの郷」でフラワーアレンジの展示と振興会所属の生産者の切り花の即売会が行われました。蔓延防止等の行動制限もかからないゴールデンウィークと母の日とも相まって売れ行きは大変好調でした。次回はクルクマの出荷の多くなる8月のお盆時期に開催する予定です。
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写真1_南九州市花き振興会の様子 | 写真2_南九州市花き振興会の様子 |
ブランド指定30周年記念大会が5月10日に南さつま市で開催され,生産者と市,農協,県等約70名出席しました。平成3年に県内第1号として指定され,「完熟」で高品質として消費地から評価が高いものの,面積は高齢化により減少しています。部会長あいさつでは,「面積は減少傾向だが今後も品質にこだわり,消費者を裏切らない栽培を継続,維持拡大していきたい」と話されました。功労者表彰もあり,参加者も生産意欲を改めて高める機会となりました。
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写真3_加世田のかぼちゃ「かごしまブランド」指定30周年記念大会の様子 |
5月16日~19日,令和3年度に就農した19名のほ場を,指宿市・JAいぶすき・農政普及課と指導農業士・女性農業経営士・農業青年クラブ員が5班編成で巡回しました。現状や課題を聞き取り,助言・指導を行い,新規就農者向けの研修会の説明や,各農業組織の活動紹介を行いました。5月下旬に予定していたニューファーマーの集いを,新型コロナウイルス感染症拡大防止のために中止したため,顔合わせのいい機会となりました。今後とも,関係者で新規就農者の支援を行っていきます。
5月13日,南薩基腐病対策PT・指宿市作業部会では,市内のさつまいもほ場を巡回し,排水対策など基腐病対策の実施状況と発生状況等の確認を行いました。多くのほ場で枕畝を作らない等排水対策が実施されていました。基腐病の発生は確認されませんでした。今後の発生に備えて,「サツマイモ基腐病発生のお知らせ」「病害株は早期の抜き取り防除をお願いします」「病害株は圃場外に持ち出し適正に処分しましょう」等を記した『お知らせ杭』等を準備しています。
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