更新日:2023年2月21日
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1月17日に知覧文化会館で農地管理システム「KSAS」の操作研修会を実施しました。この研修会は11月に行ったさつまいもと露地野菜の輪作導入に向けた研修会後,導入の意向を示した参加者を対象に,メーカーと連携して行いました。当日は8戸の法人,農家が参加し,ほ場登録や作業計画等の初期設定から日誌記録まで一連の流れを体験できました。操作に戸惑う部分もありましたが,多くの質問も出され,最終的には操作を理解されました。今後も農政普及課では導入後の支援を続けていきます。
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写真1_農地管理システムの操作研修会の様子1 | 写真2_農地管理システムの操作研修会の様子2 |
1月16日に土里夢たかたにおいて組合員,従業員,関係機関で令和5年度の事業計画について検討しました。耕種部門,受託作業,コントラクタ部門の経営分析を行い,営業利益がプラスになる品目,交付金のある品目,新たに早期水稲(WCS),二条大麦等も作付けし,収益向上へ向けて取り組む計画です。面積が狭く,山裾など条件が悪く,移動時間等で賃金に経費がかかることも考慮し,ロードマップの見直し,単年度計画の作成について確認,JAの案と併せて次回見直しを支援します。
1月28日,南九州市花き振興会主催のフラワーアレンジメント講習会が開催されました。南九州市の花の消費拡大を目的とし,市内の花屋を講師に,頴娃町で生産されているカーネーションを中心としたアレンジメントを行いました。12名の参加者のうち半数は初めてで,「普段できない経験ができてよかった」,「花屋で花を買ってみたい」などの声が多く聞かれました。農政普及課では,今後も消費拡大に向けたPRなど生産組織支援に取り組んでいきます。
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写真3_フラワーアレンジメント講習会の様子1 | 写真4_フラワーアレンジメント講習会の様子2 |
1月18日,南九州市の谷場みどり八日会は会員及び関係機関26名が参加し研修会を実施しました。茶園品評会の上位茶園を巡回し,園主を交えて茶園の整枝や病害虫対策,単価,収量などについて意見交換し,茶園作りの参考にしました。その後,県茶生産協会会長の坂元修一郎氏に「茶業の現況と今後の展望」の講演をいただき,国内外の茶情勢や土づくり,経営の方向性を考える機会になりました。農政普及課では,収益向上へ技術指導を実施していきます。
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写真5_谷場みどり八日会の収益向上研修の様子 |
サツマイモ基腐病対策として排水対策を呼びかけていますが,作土層が浅く下層部に礫があるほ場が多く,プラウやサブソイラ作業を行うことで,作土層に礫が上がっててきたり,作業機が礫にぶつかって破損するため,作業ができないとの声があります。作土層の浅いほ場でも可能な方法を検討するため,枕崎市俵積田地区において,12月28日と1月10日にカットドレーン作業を行いました。2月に実施予定のカットブレイカー作業と併せて,作業性及び排水性の確認を行い,作業機の適応性を判断します。
さつまいもの育苗が始まることから,12月から1月に講習会を開催しました。(基腐病対策事業説明会と併せて9回(枕崎市4回,南さつま市2回,南九州市3回),JA南さつま生産部会3回,酒造会社2回)。農政普及課から,基腐病発生状況,持ち込まない対策として重要な健全育苗,新技術等を含めた基腐病対策等説明しました。現在,種いもの伏せ込みがほぼ終了したことから,今後,育苗状況の確認を行い,基腐病に感染していない,適期植付ができる苗づくりを支援していきます。
「きんかん春姫®」のJA共販出荷が1月6日に始まりました。今作は開花時の着果も良好,秋期に晴天が続いたことから高糖度で美味しく仕上がり,170tを出荷する計画です。1月11日に「きんかん春姫」出発式を行い,メディアを通じて消費者へのPRと,K-GAP認証授与により生産者の意識高揚を図りました。2月に南さつま市の姉妹都市,北海道旭川市での販売も計画されており,R3年産から長野県への出荷など販路も拡大しました。引き続き関係機関・団体とともに産地維持を支援していきます。
1月18日,新西方中央公民館において,新西方農業の未来を語る会(振興会員と若者合同)が,若手農業者18名,野菜振興会役員10名,関係者6名で実施されました。お互いをよく知り,農業の未来を検討する事が目的です。当日は自己紹介後,農地の維持管理についてのワークショップにより,振興会員は「若者の考えを聞いて頼もしい」若者は「ベテランと知り合えて心強い」という意見が出ました。今後交流が進み,スムーズな農地の流動化等が進むよう仕組みづくりを支援していきます。
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写真6_新西方農業の未来を語る会の様子 |
12月16日,かごしま農業経営・就農支援センターのスペシャリストを活用して野菜農家の親子での経営継承と法人化について個別相談を行いました。税理士の具体的でわかりやすい説明に,今後の経営の参考になったと感想がありました。また,12月20日,指宿市担い手協議会主催で農業法人化研修が開催され,5戸の農家が出席しました。地元税理士による農業経営における法人化等について説明後,4戸の個別面談を行いました。今後も法人化や農家の経営継承について支援を継続していきます。
指宿市は,サツマイモ基腐病対策技術の周知・理解促進を図るため,育苗床の消毒から生育初期の対策技術等を記したチラシを2,500部作成し,1月16日,集落・班回覧を行いました。さつまいも生産農家からは,生産者以外の住民にも周知が図られ大変感謝している等の声が寄せられています。今後も関係者と一体となった取組を進めていきます。
1月6日,JAいぶすき観葉センターにおいて,観葉植物の新年初出荷出発式が行われ,部会員や運送業者,関係者等約40名が出席しました。式では,長距離輸送の安全や順調な生産を祈願して神事を行い,テープカットで出発を祝いました。令和3年は巣ごもり需要で過去最高の13億円を売上げ,令和4年は12億9千万円,今年も13億円を目指す計画です。JAいぶすき観葉部会長の田中氏は,「昨年は10月以降に需要が伸び悩んだが,年末年始の注文は多く,順調な出だし」と好況に期待を込めました。
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写真7_観葉植物の新年初出荷出発式の様子 |
1月19,20日,指宿から主要市場へ運ぶ3台の大型トラックに,観葉のまち指宿協議会が作成したロゴマークやキャッチフレーズがラッピングされました。ロゴマークは,温泉熱利用の湯気や指宿観葉植物の多種多様性を現し,女性向きのやさしい色合いのデザインとなっており,キャッチフレーズ「みどりに恋を。」には「人が恋をするように観葉植物を好きになる」という思いが込められています。今後トラックは,「観葉のまち指宿」の走る広告塔として期待されます。
1月25日,こらんの湯錦江桜において,第41回観葉植物部会通常総会が行われ,部会員やJAいぶすき,来賓ら約30名が出席しました。あいさつに立った指宿市長は,「観葉植物部会の皆様が先頭に立って指宿市を盛り上げて,今年も良い年になるように頑張っていきましょう」と激励されました。総会では役員改選が承認され,新部会長となった柚木﨑氏は,「新体制で力を合わせて頑張って行きます」と力強くあいさつされました。新体制となった部会の活動を今後も支援していきます。
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写真8_第41回観葉植物部会通常総会の様子 |
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