更新日:2018年6月25日

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姶良市加治木くも合戦大会

姶良市の「加治木くも合戦大会」は,島津義弘公が文禄・慶長の役に参戦した際に,陣中で兵士を元気づけ,励ますために,こがねぐも(メス)を集めて戦わせたのが始まりであると伝えられています。平成8年には,文化庁の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民族文化財」に選定されており,加治木町くも合戦保存会によって受け継がれています。
6月17日に開催された「姶良市加治木くも合戦大会」の様子を紹介します!

 

くも合戦2くも合戦2

 

優良ぐもの部

「くも合戦」と聞くと,クモを戦わせるイメージがありますが,それだけではなく「クモの美しさ」を競う優良ぐもの部も行われます。

今年は,61人の方がこの「優良の部」に参加しました。

優良ぐもの部の審査基準は,下記の2点です。

1.八頭身ですらりとしたスタイル

2.色艶が良く形や姿が整っていて美しいこと

ステージ上では,審査員が今年1番美しいクモを審査していました。参加者は,大切に育ててきた自分のクモに熱い視線を向けていました!

くも合戦1

 

合戦の部・王将戦の部

優良の部に続いて合戦の部・王将の部が行われ,合戦の部には129人の方が参加しました。

合戦の部と王将戦の部は大人の部と少年の部にそれぞれ分かれ,長さ60センチの横棒の上で,向かい合わせて対戦させます。1匹のクモは最大3回戦うことができ,3匹の勝ち数の合計で順位をつけます。

そして,合戦の部で3勝したクモが王将戦の部(トーナメント戦)へ出場することができます。

合戦の部が始まると,会場が熱い熱気に包まれていました!

 

合戦の部2合戦の部1

 

勝敗の見分け方は次の4つです。

1.相手のくもの後背尻(加治木でドンという)に,平たいくもの糸をかけたものが勝ち。(図1)

2.同後背尻(ドン)にかみついたものが勝ち。(図2)

3.相手のくもが糸を垂れて横竹からぶらさがったものをすかさずその糸を切り落としたものが勝ち。(図3)

4.戦闘意欲のないくもは,行司の判断により引き分けとする。

クモの勝負は動きが早いため,以上の動きを熟練した行司の鋭い真剣な目が,瞬時のかけひきを判定します。

 


くも

戦いを終えたクモたち

戦いを終えたクモたちは,もとの生息地に戻してあげるのが原則です。

もとの生息地に返すのが難しい参加者のために,加治木町くも合戦保存会が返却用ボックスを設置していました。

このボックスに入れられたクモたちは,保存会の皆さんが責任をもって自然へ帰すそうです。

ただクモを戦わせるだけでなく,環境保全にも力をいれているんですね!

返却用ボックス

400年以上の歴史がある姶良市加治木くも合戦大会。

これからもこの伝統を次の世代に継承していってもらいたいですね。

 

姶良市加治木くも合戦大会は,毎年6月の第3日曜日に開催されます。

来年は,島津義弘公没後400年という節目の年なので,皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

 

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姶良・伊佐地域振興局総務企画部総務企画課

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