更新日:2020年6月17日
ここから本文です。
あい裸麦生産組合が17haに作付した裸麦は,今年度は天候にも恵まれ,順調に収穫作業を終えました。姶良市の白金酒造において,組合が作った裸麦を原料にした焼酎「すっぽん麦」を製造し,5月20日には関係機関等出席のもと,初となる出荷式が開催され,今後の地域の特産品として期待されているところです。
飼料用とうもろこし栽培では,一般的に土壌処理剤を利用して雑草管理を行いますが,雑草の生育を見ながら活用できる茎葉処理剤も根強く利用されています。そこで,新たな茎葉処理剤の除草効果を確認するため,4月30日,湧水町の酪農家の2haの圃場で,1年生の畑雑草を対象に除草剤試験を行いました。振興局ではこの試験成績を活用し,自給粗飼料の生産性向上を図っていきます。
5月22日,酪農生産者代表及び関係者で組織される姶良地域畜産スマート農業推進協議会は,管内酪農家2戸でスマート農業の実証活動を開始しました。活動内容は,つなぎ飼いの乳牛の発情発見,牛群の繁殖管理及び牛群検定成績を統合し,スマートフォンで管理できるシステムを活用することで,生産性の向上を図る実証です。振興局では本データをもとに,管内酪農家を対象に現地検討会や研修会を開催する予定です。
今年度,南九州市で開催される全国お茶まつりに合わせて,霧島市の15生産者と湧水町の5生産者が全国茶品評会に取り組んでいます。振興局では霧島市,湧水町,JAあいらと協力して4月14日から5月7日にかけて製造指導を行い,一番茶がおおむね終了した5月中旬から仕上げ指導を行っています。霧島市は普通煎茶10kgの部で3年連続産地賞を受賞しており,今年も生産者の努力と関係者の協力で良質なお茶が生産されています。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
Copyright © Kagoshima Prefecture. All Rights Reserved.