更新日:2016年9月8日
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8月3日,肝付吾平町農協かぼちゃ部会の秋かぼちゃ基準説明会が開催され,生産者約20名の参加がありました。農政普及課からは,秋かぼちゃの栽培基準や病害虫・台風対策について説明を行いました。また,テープによる日焼け果対策については,作業性の向上につながることから生産者の関心は高いものでした。今後は,現地検討会を通じて栽培管理等について支援を行っていきます。
最近セリ市に出荷される子牛に,過肥によって尻尾根元に余分な脂肪が沈着し盛り上がる「尾枕」が目立っています。農政普及課で,6月セリにおいて「尾枕」とセリ価格の関係を調査分析した結果,尾枕が目立つめす子牛ほどセリ価格が低い傾向にあることが判明しました。
8月17~19日,子牛セリ市前の学習会にて,尾枕が多くなることで,めす子牛のセリ価格が低い傾向にある現状及び体高に優れた発育良好な子牛づくりのためには,生後5ヶ月齢までは濃厚飼料多給により体高を伸ばし,6ヶ月齢以降は乾草多給により大きな腹をつくることが重要であることを説明しました。
8月19日,大隅ごぼう団地部会総会が開催され,JA鹿児島きもつきとJAそお鹿児島のごぼう生産者57名をはじめ,市場,関係機関・団体担当者総勢89名の参加がありました。総会では平成27年度の活動実績や平成28年度の活動計画等が協議され原案どおり承認されました。平成27年度の新ごぼう・サラダごぼうの栽培面積は,総計145ha,平均反収が764kg/10aでした。30年度目標面積242ha達成に向けて,各産地の課題解決による生産力向上を図ることが確認されました。
8月10日,平成28年度あすなろ農作業受託組合総会が開催され,活動実績や計画について承認されました。組合は,平成26年9月1日に設立し,鹿屋市上祓川・祓川地区の耕作放棄地を借り受けて27年度から普通期水稲の栽培に取り組んでおり,28年度からは新たに飼料用米としてあきほなみ導入を計画しています。今後も活動が継続するよう市と連携して栽培管理等の技術面や経営面での支援を行っていきます。
7月28日・29日,鹿屋市銘茶研究会で最終摘採現地検討会が開催され,整枝の時期や位置・病害虫防除などの茶園管理を検討しました。次年度肝属地区で県茶業振興大会(肝属大会)が開催されることで生産者の意識も高まっています。地元開催での出品茶上位入賞を目指し,関係機関と連携し技術支援を継続します。
肝属地区の三番茶は荒茶単価548円/kg,数量285tで生産額15.65千万円(前年比181%)と堅調でした。昨年,一昨年が非常に厳しかっただけに生産者にも励みとなりました。要因としては静岡の二,三番茶の生産減少やドリンク茶需要増等が上げられます。次年度の一番茶も堅調な市況で推移するように茶園管理等の支援を行っていきます。
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