更新日:2017年3月24日
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1月6日,JA肝付吾平町ごぼう部会が夏サラダごぼう栽培基準説明会を開催しました。農政普及課からは,重要害虫であるヒョウタンゾウムシ類とコガネムシ類の発生生態と防除方法について指導しました。ヒョウタンゾウムシを実際に見たことがない生産者もいたため,ヒョウタンゾウムシの写真や成虫の標本を回覧したところ,認知度と防除に対する意識の高まりが感じられました。今後も害虫防除対策について引き続き支援を行います。
1月23日,JA鹿児島きもつき東串良支所で,東串良園芸振興会きゅうり部員を対象に「環境制御技術研修会」を開催しました。きゅうりが好む温度や湿度,炭酸ガス濃度などの環境条件について説明し,どのようにすればその環境に近づけることができるかを,これまで調査・実証したデータ等を基に講義しました。参加者のほとんどがはじめて聞いた内容だったとのことで,多くの質問が出され,活発な研修会となりました。
1月17日,肝属地区集落営農リーダー研修を開催し,これから集落営農組織を目指す地域の関係者をはじめ,集落営農法人のリーダーや構成員,関係機関などあわせて23名が参加しました。研修では,薩摩郡さつま町の(農)夢希耕あながわを視察した後,集落営農についての室内研修を行いました。研修では,参加者から現在の活動状況や困っていること・今後の取組などについて熱心に意見交換が行われました。今後も集落の話し合い活動や地域活性化へ向けた取組を継続して支援していきます。
串良町農業青年クラブは串良町の若手生産者の集まりで,繁忙時にクラブ員を助ける「お助け隊」や活動費を捻出するためのさつまいもの栽培を行っています。1月21,22日に串良町で行われた「二十三や市」に参加し,活動のPRを行うとともに栽培したさつまいもの販売を行いました。天気がよかったこともあり人出は多く,約600kgのさつまいもを販売することができました。
平成28年度の認定新規就農者に対する青年等就農資金の融資額が2億円に達する見通しとなりました。農政普及課では市町や農協等と連携し,認定新規就農者の資金ニーズを把握するとともに,18戸の資金希望者に対し,資金計画の作成を支援しました。今後とも認定新規就農者の資金ニーズに確実に応えていくこととしています。
ピーマン新規就農者の基本的技術の習得を支援するため,東串良町4Hクラブ員が管内(東串良町,鹿屋市,肝付町)の新規就農者に呼びかけ,勉強会をスタートしています。勉強会では,7名の新規就農者を対象にして,基本的な技術に関する座学を中心に昨年12月から月1回開催しています。今後も新規就農者が基本技術を確実に実践できるように支援していきます。
JA鹿児島きもつき高山野菜部会カラーピーマン部会では,部会員全員の出荷が始まり,出荷物の目揃え会を行いました。年内はクラッキング(割果)が多く,割れの程度による選果方法について議論がありました。また,昨年消費者からクレームがあった赤みの黄色果が混入しないように注意がありました。部会員からは選果選別統一の難しさの声が聞かれたほか,共同選果場建設や消費地への部会代表派遣等の要望もありました。
1月19日,鹿屋市において「H28年度普及活動成果発表会」を開催しました。関係機関に加え,普及協力組織や生産組織の代表等93名が出席しました。普及手法評価では(1)肝属中部畑かん地域におけるごぼう農家への支援(2)集落営農組織の法人化と水田の効率利用(3)肉用牛生産農家の経営安定に向けて(4)競争力のある茶業経営の確立(5)次世代を担う女性農業者の育成の5課題について発表し,参加者と活発な意見交換がなされるとともに高い評価を受けました。
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