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ホーム > 地域振興局・支庁 > 大隅地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 平成31年2月の現地農業情報(肝属地域)

更新日:2019年3月18日

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平成31年2月の現地農業情報(肝属地域)

曽於・肝属地域輪ギク合同研修会

平成31年2月8日,曽於地域と合同で輪ギク研修会が曽於市で開催され,両地域から生産者18名と関係機関14名が参加しました。炭酸ガス施用や輪ギク・スプレーギクの新品種,高温対策について情報提供と,今後の開催方法についても意見交換が行われました。輪ギクだけではなくスプレーギクと組み合わせて栽培している生産者が多いことから,今後はスプレーギクの生産者も含め「キク研修会」を行っていきます。

 

輪ギク研修会風景

高山ピーマン転換農家,既存農家ほ場で肥培管理を学ぶ

平成31年1月31日,カラーピーマンからの転換者で組織する肝付町高山グリーンピーマン部会が,高山地区のベテランピーマン農家の視察研修会を開催しました。整枝・追肥などの栽培管理全般に関する検討に加えて,農政普及課からは,今年度多発している鉄欠乏症及びコガネムシ被害に関する指導を行いました。部会員からは,「既存農家の栽培状況を確認することで,カラーピーマンとの栽培の違いを改めて認識できた」「既存農家とのつながりが築けた」等の声もあり,有意義な検討会となりました。

東串良町園芸協同組合ピーマン現地検討会開催

平成31年2月8日,東串良町のピーマン農家8戸で構成する東串良町園芸協同組合有限会社の組合員を対象に全組合員ほ場を巡回し,今後の栽培管理等について現地検討会を開催しました。農政普及課からは今年度,大きな問題になっているコガネムシ幼虫による根の食害に起因する鉄欠乏対策について説明しました。

創立123年の鹿屋農業高校が営農の門出を励ます会を開催

平成31年2月6日,鹿屋農業高校が営農の門出を励ます会を開催しました。対象は36名(畜産動物学科24,農業科10名,生物工学科2名)で,進路の内訳は,農大進学が13名,農業法人就職11名,大学進学8名,直接自営3名,研修機関1名です。3学科の各代表が,3年間を振り返り,「成長できたことや,更に成長を目指し次の段階に進み,本県の農業を牽引する農家に成長したい」と抱負を述べました。励ましのことば,記念写真撮影,鹿屋農高コラボの茶ペットボトルでの乾杯等で祝福しました。

移動式哺乳ロボット実証継続中!

平成31年1月22日,当管内の肉用牛農家等で実証中の移動式哺乳ロボットに係る中間検討会が鹿児島大学で開催されました。会議には大学,機器メーカー等,関係者15名が参加し,これまでの取組について意見交換を行いました。なお,今回の取組内容は,平成31年2月1日の普及活動成果発表会において最優秀賞を受賞しており,今後も引き続き関係機関と連携をとりながら実証を進めていきます。

ハウスびわIPMに挑戦!

鹿屋市浜田地区でハウスびわ栽培の5戸の農家が,昨年からハウスびわの主要害虫ナシヒメシンクイの防除対策としてフェロモン剤(商品名:コンフューザーN)の実証を行っており,防除効果が高いことが分かりました。この結果を踏まえ,平成31年2月6日,31年産の栽培暦にフェロモン剤を採用し,生産者に説明しました。平均年齢80才を超える生産者は,薬剤散布の重労働から1回でも解放されることと,効果の高さに全員フェロモン剤を導入・利用することになりました。

なんぐう地区ばれいしょ,3,560tの出荷数量目標に出発式

平成31年2月19日,JA鹿児島きもつきなんぐう地区ばれいしょ専門部会が,部会役員・市場関係者・関係機関等83名が参加して安全祈願祭・出発式・出荷協議会を行いました。今作は12月植付は降雨によりやや遅れましたが,降霜・低温の影響や病害虫の被害もなく,順調な生育となっています。今年度目標数量3,560t,販売額6.4億円達成に向けて,生産者・関係者一体となり計画出荷と病害防除の徹底について協議しました。

ばれいしょ安全祈願祭・出発式・出荷協議会風景

肝属中部畑かんの視察研修で,畑かん営農推進の必要性を実感!

平成31年1月30日,肝属中部畑かん鹿屋・吾平地区の認定農業者や推進員を含む関係者ら94名の参加のもと,荒瀬ダムの視察と散水器具実演会(肝付町新富)が開催され,満水のダムや散水状況を実際に見て,「水の必要性や畑かんを実感できた」と好評でした。現場見学のあと,吾平町振興会館で,水を使ってさつまいもとごぼうの栽培に取り組んでいる畑かんマイスターから事例発表もあり,参加者の畑かん営農推進に対する認識の高まりがうかがえました。

畑かん研修マイスター発表風景

畑かん研修荒瀬ダム風景

畑かん研修散水実演風景

地域に密着し,地域で愛される集落営農組織活動に取組中!

平成31年2月21日,大隅地域の集落営農法人第一号である「農事組合法人アグリサポート獅子目」の第7期定期総会が開催され,関係機関を含め58名の出席がありました。理事6名の運営ですが,日頃の農作業を担う地域の方々や地区公民館長の出席があり,総会の中でも「地域のパートナー」として紹介されました。第8期では,スマート農業の推進や農業経営改善ロードマップの策定などが計画されており,農政普及課でも関係機関と連携しながら重点的な支援を行っていきます。

アグリサポート獅子目総会風景

 

直売所を核とした新たな仕組みづくりを目指して

平成31年1月23日,垂水市新城地区公民館で直売所「おたけどんの郷」の売上向上を目指した研修会が中山間地農業ルネッサンス事業を活用して開催され,農業者29名を含め37名の出席者がありました。新城地区公民館では今年度総務省の事業で直売所を建て替えており,野菜栽培や集出荷に係る新たな仕組みづくりを目指しています。小さな直売所の小回りがきくという利点をどのように活かしていくか,地域でさらに話し合い活動を進めていく計画です。

おたけどんの郷研修会風景

 

かごしま農業経営相談所との連携により新たに5戸の法人設立

大隅地域振興局では,農業経営の法人化や経営継承に関する相談に対し,各市町や農協等と連携して支援を行っています。平成30年度は,県が新たに設置した「かごしま農業経営相談所」と連携し,9農家1地域にのべ23回,農業経営スペシャリストの派遣を行い,そのうち5戸が法人を設立しました。今後とも,法人化等の経営相談に対して適切な支援ができるよう,関係機関による支援体制を整備していきます。

きゅうり青壮年部を対象とした現地検討会を開催

平成31年1月25日,東串良町きゅうりほ場において,東串良町園芸振興会壮青年部(きゅうり部門)を対象に現地検討会を開催しました。検討会では,農政普及課から同ほ場で実施した定植時の植え穴への発根促進剤施用試験結果について説明を行いました。発根促進剤施用により,初期生育促進効果がみられ,実証農家も生育差を実感されていました。参加者からは使用方法等について質問があり,次作以降,使用してみたいとの意見もあり,今後,施肥体系に盛り込むかを検討していきます。

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2143

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