更新日:2017年5月2日

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森林・林業

1地域の概況

大隅地域振興局の管内は,肝属地域の2市4町(鹿屋市,垂水市,東串良町,錦江町,南大隅町,肝付町)と曽於地域の2市1町(曽於市,志布志市,大崎町)で,総面積は210,418ヘクタールあり,県土の22.9%を占めています。森林面積は132,053ヘクタールで,林野率は62.8%です。

有林の所有形態別内訳及び人工林天然林別の森林の現況は次のとおりとなっています。

資源構成

ギ・ヒノキの令級別面積は10令級が最も多くなるなど育成期から利用期を迎えつつあり,主伐後の再造林が重要な課題となってきています。

令級別

2間伐の推進

スギ・ヒノキ人工林の5割は,依然間伐等の保育の必要な林分で,林業経営の採算性の悪化や森林所有者の世代交代などより施業意欲が減退し,間伐遅れの森林が多くなっています。これらの管理不十分な森林の解消を図るため,平成17年度から緊急間伐推進3ヶ年計画により6,023ヘクタールの間伐を,平成20年度からは間伐推進5ヶ年計画により8,247ヘクタールの間伐を実施しました。
平成25年度からは,新たに生き活き間伐推進5箇年計画により,健全な森林づくりの推進と県産材(間伐材)の生産・利用の拡大を図ることとし,平成25年度に1,085ヘクタール,平成26年度には791ヘクタールの間伐を実施しました。
資源の充実や低質材需要の高まり等から,間伐材を搬出して利用する搬出間伐の割合は,平成17年度の49パーセントから平成26年度には77パーセントと年々増加しています。

間伐作業

3保安林

水資源のかん養や土砂崩れなど災害の防止,美しい景観や保健休養の場の提供などのために重要な森林を「保安林」指定し,その機能が失われないように伐採や土地の形質の変更などを制限しています。

保安林種別

4県営林

森林の公益的機能と経済的機能を調和させながら,県の基本財産の造成と民有林の模範として,地域林業の振興・発展に寄与するため県営林の管理・経営を行っています。管内の県有林面積は2,534ヘクタールで,内訳はスギ998ヘクタール,ヒノキ522ヘクタール,クヌギ53ヘクタール,その他が961ヘクタールあります。
県有林(姫門団地)

5特用林産物

大隅地域で生産されている特用林産物で主なものはシキミ,サカキ,ヒサカキなどの枝物としいたけです。
枝物は県内生産量の77%を,しいたけは乾しいたけで26%,生しいたけで39%を生産しています。
大隅特用林産

6林道

林道は,林業生産性の向上と適正な森林管理のために必要な施設であるとともに,農山村地域の生活環境を改善することにより地域の産業振興と住民福祉の向上にも役立っています。そのために林道網の整備目標を決めて計画的に整備を進めています。平成26年度末の林道延長は463キロメートルで舗装率は71%となっています。林道密度は民有林1ヘクタール当たり5.5メートルで,整備目標の8.8メートルに対して63%の達成率となっています。

林道

7治山

治山事業は,森林の維持造成を通じて山地に起因する災害から県民の生命・財産を保全し,また水源のかん養,生活環境の保全・形成等を図り,安全・安心できる豊かな暮らしの実現を図る重要な事業であります。このため,治山事業では荒廃地や緊急度の高い山地災害危険地区から優先的に事業を進めています。平成26年度末の管内の山地災害危険地区の着手率は65.5%で,県平均の59.3%を上回っています。

治山

8林務関係リンク

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大隅地域振興局農林水産部林務水産課

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