更新日:2017年2月7日
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1月23日,大崎町の(有)太陽ファーム鹿児島事業所にて,曽於地域加工・業務用野菜協議会検討会を開催し,年内~1月出荷のキャベツ5品種について,加工適性評価を行いました。1品種のみ部分的な内部障害が見られましたが,他の品種については適性があると評価されました。また,たまねぎの生育状況について,実需者にもほ場を確認していただきました。今後も農業開発総合センター大隅支場と連携しながら,産地育成に向けて支援していきます。
大崎町を中心に栽培されている加温マンゴーの開花が1月上旬から始まりました。前年産の開花量は花芽分化期の高温により少なかったですが,今年産は多い傾向(1月下旬時点)であり,4月上旬から出荷が始まる見込みです。今後は摘果管理を徹底し,高品質のマンゴー生産指導に努めていきます。
1月11日,曽於・肝属地区輪ギク栽培農家相互の情報交換並びに栽培技術の向上を図るため,研修会を開催しました。同研修会は,園芸振興協議会の曽於と大隅の両支部が連携し,毎年輪番で開催しており,今回は17名の栽培農家と関係機関・団体合わせて31名の参加がありました。現地検討と室内研修会の中で,白さび病対策,新品種「立神」や黄色品種「精興光玉」の栽培管理について相互検討を行いました。
1月13~15日に鹿児島市のイオンモール鹿児島で開催された,県農業青年クラブ連絡協議会の産直市に参加しました。曽於地区農業青年クラブ連絡協議会からは,10種類の農産物及び農産加工品を出品し,クラブ員自慢の品々を消費者にPRしました。普段は消費者と交流する機会が少ないことから,今回の産直市で得られた経験を今後の生産活動に活かして欲しいです。
1月17日,平成28年度曽於地区青年農業者会議を,農業青年クラブ員,新規就農者,指導農業士会等の地域リーダー,関係機関等約90名の出席で開催しました。施設野菜と茶に取り組む青年2名がプロジェクト発表を行い,2名とも出席者からの質問等に堂々と受け答えをし,頼もしさを感じました。また,管内2名の法人代表者にこれまでの経験に基づく青年に向けた講演もしていただきました。会議後の情報交換会も50名の参加で盛会となり,青年農業者と指導農業士・関係機関職員等との交流が深まりました。2月15日に予定されている県青年農業者会議に向け,今後も発表支援を行っていきます。
今年度の新規就農者を対象に,昨年10月から曽於指導農業士会のメンバーと普及指導員が巡回を行いました。新規就農者からの基礎技術に関する質問や営農に対する不安等の相談に対し,指導農業士から,これまでの経験を踏まえた懇切丁寧なアドバイスがありました。1月17日に開催された指導農業士会総会で,引き続き新規就農者への支援をしていくことが申し合わされました。
1月26日,さつまいも一斉採苗技術現地研修会をJAそお鹿児島大隅育苗センターにて開催しました。生産者,関係機関55名の参加があり,県農産園芸課より原料用さつまいもの生産状況,曽於畑かんセンターより採苗作業の省力化・軽労化に向けた実証内容等を説明しました。その後,農業開発総合センター大隅支場が開発した機械の実演が行われ,参加者から多くの意見や質問が出されたことから関心の高さがうかがえました。農家の高齢化や大規模化が進む中,採苗作業の負担軽減に向けた課題解決を,今後も生産者・関係機関と連携しながら進めていきます。
1月10日~11日,県農業経営者クラブ茶業部門研修が曽於支部管内で行われ,クラブ員,関係機関50名が参加しました。てん茶や大麦若葉などの新たな茶業経営の取組と,大規模野菜法人や直売所運営など他部門の経営者の取組について研修するとともに,相互の交流を深めました。今後も茶部門活動の活発化と,茶業経営の安定に向けた支援を行っていきます。
1月11日,財部町茶業青年部会員11名全員が参加し,定期総会,研修会が開催されました。会の中で,会員から「H28年の活動が非常に充実していた」という声が聞かれ,役員を中心に会の活性化に向けて取り組んだ成果が確認できました。研修会では,11月に実施した茶園共進会の講評と次年度に向けた課題を提案しました。次年度も引き続き研修会を開催し,会の活性化を図りながら,技術力向上や将来の経営主育成を支援していきます。
1月19日,志布志市有明町の蓬の郷にて,有明茶IPM研究会総会が開催され,会員24名が参加しました。今年度の取り組みについて,会長から力強いプレゼンテーションが行われ,会員も熱心に耳を傾けていました。研修会では,昨年度の研究会活動の結果報告や検討を行いました。県農業開発総合センター茶業部からの最新情報の提供もあり,それらを活用して今後の活動をさらに発展させて欲しいです。
1月13日,曽於市末吉町にて,生産者,メーカー,市,畑かんセンターで,放牧利用研修として母牛の放牧予定地に電気柵を設置しました。当生産者は,以前から放牧を利用しており,低コスト・省力化につながることから,今回,規模拡大に向けて,伐採後の森林跡地を活用して放牧地を増設しました。放牧地は,主要道路からも確認することができるように放牧範囲を工夫しており,放牧モデルとして,地域への波及効果が期待されます。土・草・牛が結びついた資源循環型畜産である放牧は,低コスト・省力化をはじめ,耕作放棄地の活用や鳥獣被害の防止,景観保全等,多面的な効果を発揮するとともに,牛の主体的行動を抑制しないため,動物福祉の観点からも今後の利用拡大が期待されています。
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