更新日:2018年6月20日
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3月22日にOACクラブ(大崎町),4月11日に曽於市ヤングファーマーズクラブ,5月14日に志布志市ブルーファーマーズクラブの各総会が行われ,3単協が所属する曽於地区連協の総会は5月9日に行われました。いずれの総会も上程された議案は原案通り承認され,今年度のクラブ活動がスタートしました。クラブ員の加入・勇退はありましたが,曽於地区44名での活発な活動が期待されます。
環境制御機器を導入して高単収を目指すピーマン生産者のほ場状況を把握するため,5月22日に志布志市の3名の生産者ほ場の土壌断面調査を行いました。調査は普及情報課の土壌肥料と野菜専指の指導のもと実施し,今年度新規採用職員2名,JA指導員と生産者自身も調査にあたりました。3名の生産者は部会トップクラスの高単収を上げており,いずれのほ場も地下部の状態は良好で根域は広く,高単収を支える要因としての地下部の姿が見られました。今後の産地全体の指導に生かしていきたいと思います。
5月9日畑地かんがい研修会を開催し,関係機関・団体等から36名が参加しました。室内研修では畑かんの基礎及び施設整備の進捗状況,普及計画の説明,畑かん展示室では散水器具の利用法を学び,現地では谷川内ダム及び管理等の見学,曽於市財部町ほ場では散水器具実演を行いました。例年畑かんセンターの新任職員のみを対象としていましたが,今年度は市町,JA,土地改良区等の担当及び新任職員に呼びかけて実施しました。畑かん営農推進に理解が深まり有意義な研修になりました。
5月17日大崎町中央公民館で生産者等340名が出席し,県果樹振興大会が開催されました。生産者団体表彰では,JAそお鹿児島果樹部会の熱帯果樹部会が表彰され,事例発表では,大崎町の吉原隆一氏が「魅力ある熱帯果樹への挑戦」と題して発表しました。翌日の視察研修では,約90名の視察者に対して,マンゴーやパッションフルーツ等の取組みを紹介しました。
5月30日,志布志市で昨年度から導入したソリダゴの栽培研修会が開催されました。昨年は実証農家1戸のみでしたが,今年度から曽於管内では新たに3戸がソリダゴの生産を開始しました。当日は生産者が4名参加し,関係機関も交え,切り前などの出荷調整作業を確認しました。ソリダゴ導入から1年が経ち,今後もさらなる規模拡大と栽培技術の向上を目指して支援を続けていきます。
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