更新日:2019年3月19日
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2月28日,第9回曽於・肝属輪ギク合同研修会が曽於地区で開催され,生産者14名,関係機関12名が参加しました。現地ハウスでは,大隅町の青年が炭酸ガス施用や夏秋スプレーギクの早期出荷について報告し,室内研修では,生産者やフラワーセンターから県や民間品種の栽培特性について情報が提供されました。また,他県の環境制御技術事例や流通状況についても報告があり,生産者からは質問が多く出され,栽培技術向上を図る良い研修会となりました。
2月13日,志布志有機茶研究会総会及び実績検討会が開催されました。実績検討では,過去に収集した会員の生産履歴等をもとに作成した研究会独自の防除事例が説明され,今年会員が実証を行います。また今回,バイオテクノロジー研究室職員による土壌微生物についての講話も行われました。今後,研究会は味覚センサー等により分析したデータを試験研究機関と共有し,有機栽培技術の向上を図っていきます。
曽於市農業青年クラブ(ヤングファーマーズクラブ)は,2月14~15日に熊本及び福岡において先進地研修を行い,青年8名が参加しました。熊本県のエム・エス・ケー農業機械(株)では,最新の農業機械の仕組みや活用事例について学び,福岡県の道の駅うきはでは,うきは市と道の駅が連携したPR活動や販路拡大に向けた取組みについて学びました。クラブ員からは視察先の農業青年の活躍などについて積極的に質問をして,今後の営農に活かされる研修となりました。
JAあおぞらいちご部会では,新品種「恋みのり」の平成30年度産作付け面積が40aとなっています。「恋みのり」は既存品種「さがほのか」と比べて,果皮が硬い,店持ちが良い,電照が要らないという特性があります。今後も,当地域における詳細な品種特性を把握し,栽培の留意点を整理するとともに,畑かんセンターは,さらなる面積拡大に向けて引き続き技術支援を続けていきます。
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