更新日:2016年3月4日
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1月29日,JAそお鹿児島志布志支所において,ピーマン部会内に設置されている「難病害対策研究班」とJA,当センターのピーマン担当者で,ピーマンの難病害である「うどんこ病」対策に関する現地実証結果に基づいた打合せを実施しました。研究班では硫黄燻煙装置を活用した「うどんこ病」対策技術確立に取り組んでおり,今回,実証成果の目処がたったので,今後の成果集作成及び部会員への波及方法について検討しました。栽培終了後の6月頃を目処に全体研修会を開催する予定です。
2月1日,JAそお鹿児島管内で主にスプレーギクからピーマンに品目転換したそお太ピーマングループ員9戸を対象に,現地研修会を開催しました。はじめにJA担当者から今後の作業内容の説明があり,その後,実演指導を行いました。多くの質問が出され,予定時間を1時間超過するほど充実した研修会となりました。
2月1日,曽於市役所で曽於市加工野菜研究会が加工用さといもの平成27年度実績と次年度の栽培について検討を行いました。会員12人の単収は,疫病の影響で,659~2,077kg/10a(種いも分除く),平均1,324kg/10aとなり,目標とした2.3t/10aを大幅に下回りました。平成28年度の栽培面積については,本年度並で準備することが確認されました。
1月22~24日の3日間,埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで開催された「百円茶屋inかごしまフェア」に,曽於市茶生産者3団体が出店しました。3日間とも終日ほぼ満員で,来客は生産者が提供した「そお茶」を満喫しました。販売ブースでは生産者が多様な製品を用意し,試飲や会話を通して客の購買意欲を刺激しました。来客数および販売額ともに同会場でのこれまでの実績を上回る結果となりました。また,22日には本県ゆかりの首都圏在住者を招待して開催された「鹿児島の夕べ」で「そお茶」を振る舞いました。今後は様々なPR活動に加え,販売交渉技術の向上への支援を行っていきます。
1月22日,大崎町のあすぱる大崎において,曽於地域の畑かんマイスター11名および肝属中部地域と曽於地域の関係者が一堂に会し,大隅地域畑かん営農推進検討会が開催されました。会では,取り組み状況の説明や事例発表が行われ,水利用面積を拡大するための方策や課題について活発な意見交換がなされました。
2月22日,大崎町にてマンゴー生産対策研修会を開催し,生産者・関係機関の19名が出席しました。現地研修では間伐や湿度対策などハウス内環境改善に取り組んだ事例を,室内研修では果皮障害対策や害虫防除,着花安定対策などについて研修し,講師の農業開発総合センター果樹部職員と,課題解決に向けた議論が交わされました。特に,果皮障害対策は産地の大きな課題であり,生産者組織と関係機関が連携し,早期解決に向けて取り組む計画です。
2月18~19日,曽於市ヤングファーマーズクラブ会員が福岡県と熊本県に視察研修を行いました。内容は,(1)株式会社ふくれん甘木工場での農産物加工利用による高付加価値化の取り組み,(2)株式会社井関熊本製造所での最新農業用機械器具および製造ラインの見学でした。今後も農業青年の営農や課題解決に役立つ研修を積極的に行っていきます。
2月12日,JAあおぞらいちご専門部会員を対象に,近年「立枯病害」として問題となっている萎黄病に対する生産者の意識啓発を目的に,研修会を開催しました。農業開発総合センター病害虫担当農業専門普及指導員から萎黄病の発生生態や防除方法についての説明があり,生産者から多くの質問が出されました。親株の管理方法や発病株の処分方法,効果的な土壌消毒方法など,基本的対策の励行を今後も継続的に呼び掛けて,萎黄病の発生率低減に努めていきます。
1月26日,地域活動等のリーダーを対象に,先進地事例研修会を開催しました。参加者は36名で,農事組合法人きらり農場高木(宮崎県都城市)では,輪作体系構築や農地を集積していく手法など,具体的に話を聞くことができ,参加者からも積極的に質問が出されました。今後の地域の話し合い活動の参考にしていきます。
今年度トヨタ車体研究所による「3S(整理,整頓,清掃)」支援を茶法人2社(M社は昨年9月から3回,K社は2回)が受けていましたが,この2月で2社ともに終了しました。支援当初からすると見違えるように3Sが実践され,作業準備時間の短縮が図られた他,茶の年間栽培管理作業や各作業の責任者の明確化も行われました。2社ともに専門家の視点から改善アドバイスを受けたことで「気づき」に繋がり,無駄の排除意識が定着しつつあります。今後も定着状況の推移を見守っていきます。
1月26日,有明茶IPM実績検討会が開催され,会員及び関係機関が1年間の活動実績について検討しました。今年度は既存の調査に加え,「畑かん水やサイクロン式吸引洗浄装置を利用した害虫防除技術の確立」,「長雨に対応する更新を用いた病害発生低減技術の実証」,「侵入害虫に対する散水の効果」などが実績として報告され,会員からは意見や質問が飛び交い,充実した検討がなされました。今後,今回の実績を基に,生産者が必要とする試験計画を検討していきます。
27年度から若手酪農家をモデルに,検定成績(繁殖台帳Webシステム)を活用した経営改善支援に取り組んでいます。支援は酪農協等と連携し2ヶ月に1回農場を訪問,相互検討する形で実施しており,2月25日,本年度4回目の検討を行いました。今回は,直近月の成績をもとに体細胞数,乳量等をチェックし,要注意牛等への対応を検討するとともに,システムの実空胎日数グラフをもとに繁殖管理の改善事項を整理しました。Webシステムの活用が経営改善につながるよう支援を継続するとともに周辺酪農家へも活用拡大を図っていきます。
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