更新日:2022年7月31日
ここから本文です。
「7月の空の様子」
県立青少年研修センターは,赤崩山の麓にあります。
今年は7月に入る前に梅雨明けしましたが,きれいな夏空を見ることができたのは,ほんのわずかだったような気がします。赤崩山は梅雨がずっと続いているような天気でした。植物には「恵みの雨」だったのかもしれませんね。
ゴーヤ(ツルレイシ)の実
センター内でグリーンカーテンとして育てているゴーヤ(ツルレイシ)が,すくすくと育ち,実を付け始めました。食材とする果実は,夏場(6月から9月)が旬の時期とされています。全体が濃い緑色で,重量感があり,イボは尖っていて張りのあるものが良品とされるのだそうです。センターのゴーヤは薄い緑色なので良品ではないかもしれませんが,元気に育ってほしいと願います。
「ゴーヤ(ツルレイシ)の果実の様子」
オニユリ
センター内の様々な場所でオニユリを見つけました。花が咲く時期は7月から8月で,花弁はオレンジ色,濃褐色で暗い紫色の斑点があります。花弁が強く反り返っているのが特徴です。ユリ根として食用にもなるのだそうです。この後はカノコユリが姿を見せてくれます。
「オニユリの様子」
サツマニシキ
センター内の安全点検を行っている時に,サツマニシキを見つけました。ほぼ全身が錦色に輝く「日本で一番美しい南方系の蛾」と言われているのだそうです。こんなにきれいな蛾の名前が「サツマニシキ」であるということを知ると,なんとなく誇らしいと感じませんか。
「サツマニシキの様子」
スミナガシ
オオムラサキを見つけたと思いましたが,リュウキュウムラサキやゴマダラチョウ等の「タテハチョウ科」の「スミナガシ」でした。この和名は,黒っぽい中にも複雑な模様がある翅を「墨流し」で作った模様にたとえたものなのだそうです。
「スミナガシの様子」
七宝焼き
センターの研修プログラムに「七宝焼き」があります。七宝とは,銅や銀に釉薬で彩色して焼き付けたものです。ツタンカーメンの黄金のマスクや東照宮の宝物に見られるように,古い歴史をもっています。陶芸と同じように高温で焼き上げるため,イメージどおりに彩色できるとは限りません。きれいに仕上がった作品に出合った時は,鮮やかな色彩に感動します。
「豊かな彩りのある毎日を。」皆様の幸せを心から願います。
「七宝焼きの窯の様子」
「仕上がった七宝焼き(吉松中学校)の作品の様子」
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
鹿児島教育ホットライン24 24時間いつでもあなたの相談を待っています。フリーダイヤル:0120-783-574