更新日:2022年11月28日
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「紅葉の様子」
県立青少年研修センターは,赤崩山の麓にあります。
11月になると,鮮やかな紅葉を見ることができるようになりました。秋の深まりを感じます。日中は気温が高いこともありますが,少しずつ,冬の訪れを感じるようになってきています。
11月8日には,赤崩山の麓でも「皆既月食」を観察することができました。月が少しずつ欠けていく様子や「食の最大」の様子も,はっきりと見ることができました。宇宙の神秘を感じることができるひとときでしたね。
「皆既月食の様子」
サザンカ
サザンカは,ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。秋の終わりから初冬にかけて枝の先に花を咲かせるのだそうです。サザンカの開花はツバキよりも早く,花弁が1枚ごとに散るので,ツバキとの見分けのポイントになるのだそうです。
「サザンカの花の様子」
ツワブキ
ツワブキは,キク科ツワブキ属の常緑多年草で,初冬に黄色い花を咲かせます。花の少ない晩秋から初冬に開花するので,観賞用に栽培されることも多いようです。食用になるのは,葉が開く前の全体が薄茶色の産毛に覆われた状態の若い葉柄(軸)の部位で,葉が開いて大きく成長したものは,固くて食用には適さないのだそうです。
「ツワブキの花の様子」
ムベの実
ムベは,アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物です。アケビに似ていて常緑なので,別名「トキワアケビ」とも言うのだそうです。ムベの果実は同じ科のアケビとそっくりですが,アケビと比べて,皮が薄くて柔らかいようです。熟してからもアケビのように裂けることはないようです。果肉は甘く,食用になるようですが,種がしっかりついているため,種をより分けて食べるのは難しいようです。
センターのムベの果実はよく熟していて美味しかったようで,すっかり動物たちに食べられてしまいました。動物たちの栄養になったことを喜びたいと思います。
「熟す前のムベの実の様子」
「熟して動物のエサになったムベの実の様子」
セイヨウヒイラギ
セイヨウヒイラギは,モチノキ科モチノキ属の常緑小高木です。冬になる赤い実が美しく,クリスマスの装飾の定番としても使われますね。センターの主催事業「自然素材で作るクリスマスリース・ミニリース」でも装飾する自然素材として活用する予定です。
セイヨウヒイラギの花言葉は,「永遠の輝き」なのだそうです。何だか縁起のよさそうな花言葉ですね。クリスマスが近づいていると言うことは,1年の終わりも近づいているということなのですね。
新しい一年を迎える前に,今年一年の締めくくりをしっかりできるように心がけていきたいですね。
「赤くなる前のセイヨウヒイラギの実の様子」
「赤くなったセイヨウヒイラギの実の様子」
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