定例会議（1月6日（木曜日））

1報告

⑴人事案件

警察本部から，人事案件について報告があった。

⑵鹿児島県犯罪被害者等支援条例の公布・施行

警察本部から，鹿児島県犯罪被害者等支援条例の公布・施行について報告があった。

委員から，「この条例が，しっかりと機能するよう関係機関との緊密な連携を図ってほしい。」旨の発言があった。

⑶国家賠償請求事件訴訟の発生

警察本部から，国家賠償請求事件訴訟の案件について報告があった。

⑷事件の発生

警察本部から，令和4年1月1日頃，鹿児島市吉野町の自宅において，33歳男性被疑者が，当時28歳の妻及び当時生後約11か月の長女を何らかの手段方法で殺害する事案が発生し，現在，所要の捜査を推進中である旨の報告があった。

委員から，「大変，痛ましい事案であるが，真相解明に向け，必要な捜査を推進してほしい。」旨の発言があった。

⑸年末年始期間等における交通事故の発生状況（12月23日～1月5日)

警察本部から，令和3年12月23日から令和4年1月5日までの期間中における県内の交通事故は，

• 発生件数129件（前年比-9件）
• 死者数2人（前年比±0人）
• 負傷者数154人（前年比-1人）
• うち重傷者数28人（前年比+8人）

であった旨の報告があった。

⑹令和3年中の交通事故の発生状況等

警察本部から，令和3年中の交通事故の発生状況等について，

• 発生件数3,532件（前年比-538件）
• 死者数47人（前年比-6人）
• 負傷者数3,969人（前年比-709人）
• うち重傷者数482人（前年比-97人）

であり，

• 死者数は，前年と比べ4年連続で減少し，昭和26年以降最小で，71年ぶりの50人以下になったこと
• 9年ぶりに死亡事故多発警報（全県警報）が発令されたこと
• 高齢者死者数は26人で，平成15年以降19年連続で全死者数の過半数を占めていること

などの報告があった。

委員から，「死者数が71年ぶりに50人以下まで減少したとして，新聞等でも大きく取り上げられていたが，これは，職員の尽力による様々な対策による効果の表れである。」「全国の減少率と比較し，本県が大幅に上回ったことは，各種活動の賜である。一方で，まだ死者数を減少させる余地はあると思うので，さらなる啓発活動等をお願いしたい。」旨の発言があった。

⑺事件の発生

警察本部から，令和3年12月31日午後1時43分頃，被疑者不詳は，指宿市山川の市道上において交通事故を起こし，同市居住の90歳被害女性を負傷させたが，救護措置を講じず，そのまま同所から逃走する事案が発生し，現在，所要の捜査を推進中である旨の報告があった。

2決裁

⑴運転免許の取消処分

警察本部から，26人に対する運転免許の取消処分について説明があり，これを審議した結果，原案どおり決定した。