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更新日:2022年7月11日

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取り組み例(十分な地中水分の確保)

住宅の庭を緑化する際にも土中の生態系や地下水の涵養等を考慮して計画することが重要です。地盤性状にもよりますが、敷地内にできるだけ裸地を残し、植栽根系の発達を促進させます。

・広葉樹の根系
高木の根により深さ50cm以上の深さの土壌を緊縛させることができます。広葉樹の根は一般的に横に広がって伸びていくため、広範囲の土壌を固めることができます。広葉樹は保水力の高い腐葉土層をつくるため、地下水の涵養に大きく貢献します。(常緑高木:ヤマモモ、モツコク、クロガネモチ葉高木:ヒカンザクラ)

・灌木類の根系
灌木類は根による土壌緊縛、樹冠による降雨の衝撃吸収等の効果の他に株立ちする幹により砂防ダムのような働きをするため、土壌の流出防止に役立ちます。(カクレミノ、コクチナシ、マンリョウ、サツキ、トキワサンザシ[ピラカンサ])

・下草類の根系
地表近くの土壌緊縛、乾燥防止の働きをし、土壌の流出を防ぐことによって保水力を高めます。(リョウノヒゲ、キチジョウソウ、ツワブキ)
樹木による水の循環

図10-5樹木による水の循環
沖縄県「沖縄県環境共生住宅基本計画」より作成

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