更新日:2022年4月11日
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本県では,平成30年度に文部科学省の委託事業である「がん教育総合支援事業」を受託し,鹿屋(かのや)市立上小原(かみおばる)中学校をモデル校として,中学校におけるがん教育の在り方について研究を深めました。研究の取組,成果,課題については以下のとおりです。
1モデル校鹿屋市立上小原中学校
2研究の取組内容(平成30年度)
がん教育モデル授業研修会(平成30年10月13日) | |||
〈主な内容〉 NPO法人がんサポートかごしまの三好様氏,野田氏を外部講師に,鹿屋市立上小原中学校の2年生2クラスで,がん教育の授業を公開しました。 第1時を教諭が単独で行い,第2時を担任と外部講師のTT方式で授業を行いました。 |
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〈主な感想〉 もし自分ががんになったらショックを受けると思いますが,「前向きに生きていく」ことを忘れず,「がんになっても人生は変わらない」という言葉を心に留めて,楽しい毎日を過ごしたいと思いました。 がん患者の方には「かわいそう」ではなく,「頑張っているんだな」と思うこと,支えになれる努力をすることが大切だと思いました。 |
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がん教育講演会(平成30年11月10日) | |||
〈主な内容〉 鹿屋医療センター麻酔科医原口氏を講師に招き,上小原中学校の全生徒,保護者,学校保健関係者等を対象に,「緩和ケア」についての講演を行いました。 緩和ケアとは何か,緩和ケアはいつから受けられるのか,患者の「つらさ」をどのようにとらえるか,患者にがん患者がいたときに家族ができること等について,分かりやすくお話いただきました。 |
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〈主な感想〉 「緩和ケア」という聞き慣れない言葉だったが,その必要性や意義を理解することができた。地元の病院にこのような活動をされている組織があることを知り,がん等になった場合には安心して相談に行こうと思った。 |
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