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県としましても、大規模災害に備えた広域道路ネットワークの多重性・代替性の強化を図ることは大変重要なことと認識しています。
国道10号につきましては、現在、国において、鹿児島市吉野町花倉付近から同市小川町へ至る約5.3キロメートルをルートとする「鹿児島北バイパス」を、また、姶良市脇元から鹿児島市吉野町上ノ村へ至る延長7.3キロメートルにおいて「白浜拡幅(4車線化)」の整備を進めております。これにより、鹿児島市と姶良市を結ぶ幹線道路が4車線化され、防災機能の向上等が図られるものと考えています。
県においては、平成5年の豪雨災害を契機に、国道10号などの災害時の代替道路として、県道小山田谷山線や伊集院蒲生溝辺線などを外環状道路に位置付け、これまで霧島市の有川工区や鹿児島市の小山田工区など延長約38キロメートルにわたり、災害に強い道路として、バイパス区間の整備など集中的に進めてきており、令和元年7月の豪雨や、昨年8月の豪雨により、国道10号や九州縦貫自動車道が通行止めになった際には、鹿児島市と鹿児島空港を結ぶ代替道路としての機能を発揮したところです。
また、県では、中長期的な観点から、地域の将来像を踏まえた、今後の広域的な道路交通の方向性を定める「かごしま新広域道路交通ビジョン」及び、平常時・災害時を問わず、円滑な物流・人流を確保する観点から、具体の広域道路ネットワーク等を定める「かごしま新広域道路交通計画」を、令和3年度に策定しております。
このビジョン及び計画に基づき、人・モノの交流を支える道路ネットワークの形成や、災害に強い道路ネットワークの形成等を推進しており、近年では、都城志布志道路の全線や北薩横断道路の広瀬道路などを開通するとともに、国において、国道220号亀割峠防災や国道226号喜入防災、県において、北薩横断道路の宮之城道路や大隅縦貫道の吾平大根占田代道路などに新たに事業着手しております。
県としましては、必要な道路を計画的に整備推進するため、あらゆる機会を捉え、国に対して予算の確保を強く要請するなど、引き続き、早期整備に向けて取り組んでまいります。
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