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ホーム > くらし・環境 > 人権・男女共同参画 > 人権啓発 > 人権についての県民意識調査 > 令和5年度「人権についての県民意識調査」

更新日:2024年3月22日

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令和5年度「人権についての県民意識調査」

 

鹿児島県では,令和4年3月に制定した「県人権尊重の社会づくり条例」に基づき,自分の人権のみならず他人の人権についても正しく理解し,人々の多様な在り方を認め合うとともに,個人の尊厳や多様性が尊重され,あらゆる差別を生み出さない社会の実現に向けて,様々な取組を行っております。
平成30年度以来5年ぶりとなった今回の「人権についての県民意識調査」については,性的マイノリティや新型コロナウイルス感染者等に対する偏見・差別,誹謗中傷の社会問題化や,LGBT理解増進法の施行,パートナーシップ宣誓制度の全国自治体における導入の加速化など,近年の人権を取り巻く社会情勢の変化等を踏まえ,調査項目を追加するなど,一部見直しを行った上で実施しました。
今後とも,複雑化・多様化する人権問題や,人権に対する県民の皆様の意識の変化等に適切に対応しながら,総合的かつ効果的な人権施策の推進に努めてまいります。

調査の概要

調査の方法

調査地域

鹿児島県全域

調査対象者の抽出方法

県内に居住する18歳以上の者を対象とし,市町村の住民基本台帳から3,000人を無作為抽出

調査の実施方法

郵送法・無記名方式とWEB回収を併用

調査期間

令和5年9月19日(調査票発送日)~同年10月31日

回収状況

調査票配布数

3,000票

有効回収数(有効回収率)

1,028票(34.3%)

調査の内容

質問数

64問(回答者属性を含む)

調査の項目
  1. 人権一般
  2. 女性
  3. 子ども
  4. 高齢者
  5. 障害者
  6. 同和問題(部落差別)
  7. 外国人
  8. HIV感染者等
  9. ハンセン病患者等
  10. 犯罪被害者等
  11. 刑を終えて出所した人
  12. インターネットによる人権侵害
  13. 北朝鮮当局によって拉致された被害者等
  14. ホームレス
  15. 性的指向・性自認(ジェンダーアイデンティティ)
  16. 災害時の人権問題
  17. 新型コロナウイルス感染症に関する人権問題
  18. 啓発に関して
  19. 自由意見

調査結果の主なポイント

人権一般

「人権」についての印象や感想
  1. とても大切なことである・・・・・・・・・69.5%(52.1%)・カッコ内は前回調査結果。以下同じ。
  2. 憲法で守られている・・・・・・・・・・・54.1%(54.0%)
  3. 自分だけの問題ではない・・・・・・・・・51.2%(43.5%)
  4. むずかしい問題だ・・・・・・・・・・・・46.1%(43.2%)
  5. 自分にも関係がある・・・・・・・・・・・35.8%(30.6%)
この5~6年の間の人権侵害
  1. あまり変わらない・・・・・・・・・・・・35.5%(39.8%)
  2. 多くなってきた・・・・・・・・・・・・・30.6%(19.0%)
  3. わからない・・・・・・・・・・・・・・・17.9%(24.5%)
関心のある人権問題
  1. 障害者・・・・・・・・・・・・・・・・・54.6%(45.1%)
  2. インターネットによる人権侵害・・・・・・53.7%(42.1%)
  3. 女性・・・・・・・・・・・・・・・・・・45.5%(38.5%)
  4. 子ども・・・・・・・・・・・・・・・・・42.9%(36.0%)
  5. 高齢者・・・・・・・・・・・・・・・・・40.0%(39.1%)

女性

現在起きている人権問題
  1. 性別による固定的な役割分担意識・・・・・・・・・・・・・・44.6%(37.2%)
  2. 学校教育や職場における進学や採用,職種等の男女間格差・・・41.5%(43.3%)
  3. 性犯罪の対象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38.3%(44.8%)

子ども

現在起きている人権問題
  1. 子ども同士の暴力や仲間はずれ・無視などのいじめ・・・・・・・51.8%(63.1%)
  2. 大人からの暴力や虐待・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33.0%(41.9%)
  3. 子どもの貧困・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27.6%(新設)
  4. いじめや体罰等を見て見ぬふり・・・・・・・・・・・・・・・・27.5%(38.4%)

同和問題(部落差別)

「同和問題(部落差別)」と言われる人権問題の認知度
  1. 知っている・・・・・・・・・・・・・・・47.3%(45.7%)
  2. くわしくはないが知っている・・・・・・・35.9%(37.0%)
  3. 知らない・・・・・・・・・・・・・・・・14.4%(14.1%)
現在起きている人権問題
  1. 結婚問題で周囲が反対・・・・・・・・・・44.8%(46.8%)
  2. 差別的な言動・・・・・・・・・・・・・・31.9%(35.4%)
  3. 就職等での不利な扱い・・・・・・・・・・27.8%(25.7%)

性的指向・性自認(ジェンダーアイデンティティ)

「LGBT」という言葉の認知度(新設)
  1. 言葉の意味も含めて知っている・・・・・・・57.6%
  2. 聞いたことはあるが,意味はわからない・・・27.6%
  3. 知らない・・・・・・・・・・・・・・・・・11.4%
性的指向に関し,現在起きている人権問題
  1. 差別的な言動・・・・・・・・・・・・・・40.2%(42.4%)
  2. 職場,学校等での嫌がらせやいじめ・・・・36.8%(33.6%)
  3. 許可なく性的指向を他人に暴露・・・・・・32.4%(32.4%)
  4. 同性同士での結婚が不可・・・・・・・・・26.3%(新設)
  5. 就職等での不利な扱い・・・・・・・・・・23.8%(21.6%)
  6. わからない・・・・・・・・・・・・・・・18.3%(27.6%)
性自認に悩んでいる方に関し,現在起きている人権問題
  1. 差別的な言動・・・・・・・・・・・・・・38.6%(38.6%)
  2. 職場,学校等での嫌がらせやいじめ・・・・35.3%(39.1%)
  3. 許可なく性自認を他人に暴露・・・・・・・27.7%(26.3%)
  4. わからない・・・・・・・・・・・・・・・22.4%(31.2%)

啓発に関して

人権に関する講演会や研修会,イベントなどへの参加
  1. 参加したことがない・・・・・・・・・・・67.4%(66.0%)
  2. 参加要請などを受けて参加した・・・・・・24.6%(23.3%)
  3. 自主的に参加している・・・・・・・・・・4.9%(5.0%)
「県人権尊重の社会づくり条例」(令和4年3月施行)の認知度(新設)
  1. 知らない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79.9%
  2. 内容は知らないが条例ができたことは知っている・・・14.8%
  3. 条例の内容も含めて知っている・・・・・・・・・・・2.3%

報告書(詳細版・概要版)

令和5年度「人権についての県民意識調査」報告書(PDF:2,459KB)

令和5年度「人権についての県民意識調査」報告書(集計表・調査票)(PDF:2,911KB)

令和5年度「人権についての県民意識調査」概要版(PDF:521KB)

 

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