更新日：2022年12月23日
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安藤照作「おさげ髪の少女」
安藤照(1892～1945)は，鹿児島市に生まれる。1907年川辺中学校に入学するが，のち鹿児島県立二中に転校する。1915年二中卒業後上京し，1917年東京美術学校に入学，1921年第2回帝展に入選し，翌年美術学校を卒業する。同年第3回帝展で特選，以後第5回，6回，7回展でも特選となり，7回展では帝国美術院賞を受けている。1928年には西郷南洲翁銅像の建設を委嘱され，これは1937年完成するが，現在鹿児島市に建っているものである。この作品は，おさげ髪の少女をモデルにしたもので，少女の生き生きとした様子が良く表現されている。
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