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更新日:2023年2月14日

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 稲尾岳(いなおだけ)(南大隅町)

標高930m、大隅半島南東部に位置する肝属山地に属する。シイ、アカガシ、イスノキなどが広く分布し、世界的にも貴重な照葉樹林帯として自然環境保全地域に指定されている。ニホンシカ、キツネなどのほ乳類や野鳥、昆虫などさまざまな生物が生息しており、キリシマミドリシジミの南限でもある。
なお、平成12年には、ビジターセンターなどの施設を備えた「照葉樹の森」がオープンした。

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 海底火山

その名の通り海底で活動する火山。琉球火山帯で活動記録が残されているのは、1934年(昭和9年)、鹿児島県三島村硫黄島の東方2km、水深300mの海底で活動をはじめ、海抜25mの新硫黄島(昭和硫黄島)に成長した記録のみである。
現在新硫黄島での火山活動は、弱い噴気活動のみである。

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 開聞岳(かいもんだけ)(指宿市)

標高924m、三方を海に囲まれた二重式火山。ゆるやかなすそ野を持つ美しい姿から"薩摩富士"と呼ばれ、日本百名山に選定されている。
山頂まで約3時間の登山道。山麓には「ふれあい公園」をはじめレジャー&スポーツ施設などがある。早春の菜の花の季節には多くの観光客で賑わう。
霧島錦江湾国立公園特別保護区に指定されている。

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 冠岳(かんむりだけ)(いちき串木野市)

西岳とも呼ばれ、いちき串木野市の北東に位置する冠岳連山のひとつ。標高516m。
山頂付近には阿弥陀坐像があり、山中には仙人岩・天狗岩などと名付けられた奇岩も多い。秦の始皇帝が不老長寿の妙薬を手に入れるため遣わした徐福が、この山に登り、冠をささげてその薬草をもとめたという伝説も残されている。

 

冠岳_1

冠岳_2

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 霧島連山(きりしまれんざん)(霧島市)

霧の海に浮かぶ神秘の峰々、霧島。韓国が見えるという言い伝えを持つ最高峰の韓国岳(からくにだけ)(1,700m)や建国神話の舞台となった二重式火山の高千穂峰(たかちほのみね)(1,574m)、6,000年以上も前に活動を開始し今なお、活発な活動を続ける新燃岳(しんもえだけ)(1,421m)など、23座もの火山群が並ぶ。
豊かな自然に囲まれた霧島一帯は、霧島屋久国立公園に指定され四季折々の美しさを見せてくれる。山肌からは、無数の温泉が湯けむりを上げ、ホテルや旅館も多く古くから湯治場、避暑地としてその名を知られてきた。

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 金峰山(きんぽうざん)(南さつま市)

標高636m。南薩の名峰、霊峰として古くから知られ、三つの峰、本岳、東岳、北岳からなる。九州百名山に選定され、開聞岳、野間岳と並び「薩摩半島の三名山」のひとつ。
かつては修験の山であり、蔵王権現を祭る金峯神社が9合目にある。
地元では美人が寝た横姿にみえることから、美人岳という別名で親しまれている。
東側の大坂、西側の田布施から、山頂近くまで車で行くことができ、駐車場から金峯神社を経て約20分で山頂に登ることができる、また三峰を巡る遊歩道もつけられている。山頂からは西は羽島崎から吹上浜、野間岬まで、東には桜島、南に南さつま市街地と広い眺望が楽しめる。

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 栗野岳(くりのだけ)(湧水町)

鹿児島・宮崎の県境、霧島屋久国立公園に属する標高1,094mの山。山頂部は浸食によって高原状になっており、中腹には栗野岳温泉やキャンプ村がある。
温泉には大噴気孔があり泉温95度の温泉が湧出、冬は霧氷も見え、狩猟が楽しめる。北麓には天然記念物のエドヒガンザクラの自生南限がある。
平成12年10月には栗野岳温泉近くに「霧島アートの森」がオープンし、国内外の著名作家による彫刻作品が鑑賞できる。

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 桜島(さくらじま)(鹿児島市)

錦江湾に浮かぶ活火山。1日に7回姿を変えるといわれ、勇壮で秀麗な姿を持つ鹿児島のシンボル。標高1,117m、周囲52km。
大正3年の大噴火で流出した大量の溶岩が幅400m、深さ72mの海峡を埋めつくし、現在は大隅半島と陸続きになっている。昔は山頂まで登ることができたが、1955年の大噴火により死傷者がでて、登山禁止となった。
しかし、人口約60万の都市の目の前で、噴煙を上げる火山や溶岩を見ることができるのは世界的にも珍しい。

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 紫尾山(しびさん)(さつま町)

北薩の屋根としてそびえる標高1,067mの山。全国的に有名な寒蘭(紫尾寒蘭)をはじめ、タブ・ブナ・モミなどの高山植物が群生している。
秋の紅葉、冬の樹氷、夏から初秋にかけての植物・昆虫採集など見所は多い。かけての植物・昆虫採集など見所は多い。山頂からは、四方に開けた雄大なパノラマ展望が楽しめる。

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 高隈山系(たかくまさんけい)(鹿屋市・垂水市)

大隅半島西部、大箟柄岳(おおのがらだけ)(1,237m)を最高に、御岳、横岳、七岳などからなる高山を総称して高隈山という。麓から桜島・薩摩半島を望みながら、山頂までのハイキングコースは爽快。中腹には、全国で10番目の国立大隅少年自然の家が設置されている。

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 永田岳(ながただけ)(屋久島町)

宮之浦岳の北部にある、九州で2番目に高い山(1,886m)。峻険な絶壁が岩峰をなし荒々しく男性的な眺望を誇り、頂上付近は巨岩奇岩が多い。
南東面はヤクザサに覆われ、初夏にはヤクシマシャクナゲなどが美しい花を咲かせ、登山客の目を楽しませる。

永田岳_2

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 宮之浦岳(みやのうらだけ)(屋久島町)

宮之浦岳は、屋久島のほぼ中央部にそびえる、標高1,936mの九州最高峰の山。古くより信仰の山として知られ、島の人は春秋に岳参りをして無病息災と五穀豊饒を祈ってきた。
山頂からは、種子島やトカラ列島を一望でき、四季を通じて登山客で賑う。

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 湯湾岳(ゆわんだけ)(大和村・宇検村)

円錐形をした湯湾岳は奄美岳とも呼ばれ、奄美諸島中で一番高い山(694m)である。山は貴重な亜熱帯広葉樹林に覆われ、アマミヒイラギモチ、アマミフユイチゴ、リュウキュウアセビなど珍しい植物が自生している。また、アマミノクロウサギやアカヒゲなど貴重な動物も生息している。

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