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ホーム > 健康・福祉 > 医療 > 感染症 > 予防接種情報 > 帯状疱疹ワクチンについて

更新日:2025年5月16日

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帯状疱疹ワクチンについて

 

帯状疱疹の定期予防接種について

令和7年4月1日より帯状疱疹ワクチンの予防接種が,予防接種法に基づく定期接種の対象になりました。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより,神経に沿って,典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり,日常生活に支障をきたすこともあります。

帯状疱疹は,70歳代で発症する方が最も多くなっています。

帯状疱疹ワクチン(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

接種対象者

以下に該当する方が対象です。

  • 65歳を迎える方
  • 60~64歳で対象となる方(※1)

2025年度から2029年度までの5年間の経過措置として,その年度内に70,75,80,85,90,95,100歳(※2)となる方も対象となります。

※1:ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり,日常生活がほとんど不可能な方
※2:100歳以上の方については,2025年度に限り全員対象となります。

使用するワクチンと接種スケジュールについて

帯状疱疹ワクチンには生ワクチン,組換えワクチンの2種類があり,いずれか1種類を接種します。
ただし,市町村や医療機関により取扱うワクチンが異なる場合がありますので,お住まいの市町村からのご案内もあわせてご確認いただき,必要に応じて市町村にお問合せください。

  • 生ワクチン

皮下に1回接種します。
病気や治療によって,免疫の低下している方は接種できません。

  • 組換えワクチン

2か月以上(※1)の間隔をあけて2回筋肉内に接種します。
免疫の状態に関わらず接種可能

※1:病気や治療により,免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は,医師が早期の接種が必
要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。

ワクチンの効果

いずれのワクチンも,帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
合併症の一つである,帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は,接種後3年時点で,生ワクチンは6割程度,組換えワクチンは9割以上と報告されています。

  生ワクチン 組換えワクチン
接種後1年時点 6割程度 9割以上
接種後5年時点 4割程度 9割程度
接種後10年時点 7割程度

ワクチンの安全性

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
頻度は不明ですが,生ワクチンについては,アナフィラキシー,血小板減少性紫斑病,無菌性髄膜炎が,組換えワクチンについては,ショック,アナフィラキシーがみられることがあります。

主な副反応の発言割合 生ワクチン 組換えワクチン
70%以上 疼痛※
30%以上 発赤※ 発赤※,筋肉痛,疲労
10%以上 そう痒感※,熱感※,腫脹※,疼痛※,硬結※ 頭痛,腫脹※,悪寒,発熱,胃腸症状
1%以上 発疹,倦怠感 そう痒感※,倦怠感,その他の疼痛

(※)ワクチンを接種した部位の症状,厚生労働省リーフレットより

啓発ツール

帯状疱疹リーフレット1帯状疱疹リーフレット2

リーフレット(PDF:374KB)

帯状疱疹ワクチン説明書1帯状疱疹ワクチン説明書2

帯状疱疹の予防接種についての説明書(PDF:258KB)

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部感染症対策課

電話番号:0992862724

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