かごしまの農林水産物認証制度の概要
1 国際水準GAPガイドラインへの準拠
令和7年度から,国際水準GAPガイドライン(農林水産省策定,令和4年3月)に準拠した新たな基準による「かごしまの農林水産物認証制度」の運用を開始します。
国際水準GAPガイドラインに準拠した「食品安全」「環境保全」「労働安全」「人権保護」「農場経営管理」の5分野からなる新たな認証基準となっています。畜産物,水産物は国ガイドラインがないため,認証基準の変更はありません。
令和7年度に限り,旧基準での新規認証が可能です。また,令和8年3月31日までに旧基準での認証を受けた方は,当分の間,旧基準での認証更新が可能です。
2認証制度の仕組み
ア県内で生産される農林水産物を対象とします。
イ認証基準は,「安心・安全」の考え方に基づき,「食品安全」「環境保全」「労働安全」「人権保護」「農場経営管理」の5分野を含む基準として県が策定します。
ウ審査・認証は,公益社団法人鹿児島県農業・農村振興協会が行います。
エ県は,認証制度の信頼確保に努めます。
3認証基準
(1)安心・安全の考え方
ア「安全」とは,生産・栽培基準に適合した生産管理又は栽培管理がなされ,適正に管理された施設等で集出荷が行われていること。
生産・栽培基準:安全性などを考慮した関係法令等を踏まえ,県が策定した生産又は栽培に関する指針及びそれらに基づき地域で作成する生産又は栽培に関する基準等をいう。
イ「安心」とは,生産履歴等の記録・保存の確実な実施,生産管理責任者等の設置,適正な表示,消費者の疑問若しくは質問又は万が一の事態に速やかに対処できるなど消費者の信頼を得られる体制が整備されていること。
(2)認証の区分
青果物,穀物,茶,鶏卵,エビ養殖,海面魚類養殖,陸上魚類養殖の認証基準を策定しています。
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