更新日:2020年6月15日
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西郷どんの足跡を巡る南薩のモデルコースです。(時間は車での移動時間)
1日かけてゆっくり南薩の西郷どんゆかりの地を巡り,思いを馳せてみませんか。
文久(1862年),一度目の遠島から戻った西郷どんが体を癒した温泉が指宿温泉です。西郷どんが,どこの入浴施設で体を癒やしたかの明確な史料はありませんが、当時は二月田周辺か摺ヶ浜周辺では入浴施設が整っていました。
指宿市山川に位置する古来より薩摩の重要な港のひとつである山川港。西郷どんは二度の遠島の際は,ここに滞在しながら奄美諸島へ向かうまでの一時を山川で過ごしました。
集落のあちこちから温泉蒸気が立ち上がる指宿市山川町の鰻地区。鰻池に面した風情ある鰻温泉は,まさにひなびた温泉という表現がぴったり。温泉好きだった西郷どんも訪れており,西郷どんが逗留した福村市左衛門方の家の跡が残っており,愛らしい西郷どんの像も立てられています。また,地区内には,西郷隆盛が連れていたという13匹の犬をモチーフにしたかわいらしい石像があちこちに設置されているほか,スメ(天然かまど)による蒸し野菜の体験もできます。(観光ガイド問合せ先NPO法人指宿観光&体験の会(外部サイトへリンク))
西郷どんは,1回目の島流しが赦免され,1862年に奄美大島の龍郷から鹿児島に戻る途中,激しい時化で鹿児島湾に入れず,薩摩半島で当時唯一,階段状の防波堤(雁木-ガンギ)があった枕崎港にようやくたどり着きました。当夜は,弁指の立志清右衛門宅に宿泊し,翌日鹿児島に向かいました。1か月弱の船旅で,3年1か月ぶりに本土の土を踏んだとのことでした。(現在の枕崎市内の港内には西郷到着当時のものではないが,古い石造りのガンギが残っています。)
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