更新日:2022年3月29日

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ノカイドウの自生地

ノカイドウは,牧園町高千穂霧島スカイライン沿い,えびの高原の鹿児島県と宮崎県境付近の渓流に沿って自生しています。
ノカイドウが自生するえびの高原は鹿児島県と宮崎県の県境に位置し,標高約1,200メートルで,気候は冷涼な温帯地域に相当し,一帯はアカマツ林,落葉広葉樹の低木林になっています。世界唯一の自生地として,分布上注目されています。
[国指定天然記念物 大正12年(1923年)3月7日指定]

 

ノカイドウ

バラ科,リンゴ属に属し,霧島固有の植物でえびの高原の主に渓流の岸に生えます。
高さは5メートルにもなる落葉低木で,幹はよく分枝します。短い枝はしばしば刺状となり,若い枝は紫褐色で軟毛があります。葉は長い柄のある卵状楕円形で,5月中旬頃,五弁の一重咲きの桃色がかった白い花が咲きます。
 
ノカイドウの写真

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