地理(概要)
鹿児島県は,日本本土の西南部に位置し,中国や韓国,東南アジア諸国に近接しています。総面積は9,188平方キロメートルで,薩摩半島,大隅半島の二つの半島と,種子島,屋久島,奄美大島をはじめとする多くの離島があり,有人離島も28あります。離島人口(182,602人)及び離島面積(2,485平方キロメートル)は全国第1位となっており,全国でも有数の離島県です。南北は北緯27度1分から32度18分まで約590キロにわたり,東西は東経128度24分から131度12分まで約272キロあります。
鹿児島は小さな山脈や河川がとても多く,平野部が限られていますが,2,643キロメートルにおよぶ変化に冨んだ海岸線があることが大きな特徴となっています。
県全土が火山灰堆積物に覆われており,約半分は軽くて灰色の火山灰のシラス台地になっています。
鹿児島市の南130キロにある屋久島は,周囲132キロ,面積505平方キロメートルの島です。九州の最高峰である1,936メートルの宮之浦岳と1,886メートルの永田岳を擁する屋久島は,「洋上アルプス」とも呼ばれています。1993年には,わが国で初めての世界遺産に登録されました。
川内川を除いて鹿児島県の川は規模が小さく,2,3の河川の河口に広がる比較的広い平野部以外では,鹿児島にはほとんど平地はありません。
鹿児島の湖は,ほとんど火口湖です。池田湖は周囲15キロ,深さ233メートル,面積11平方キロメートルで九州最大の湖です。
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