更新日:2021年3月2日
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延宝7年(1679年)に、蟻穴(ぎけつ)和尚によって美濃紙143枚に墨書された神舞書が現存し、「神舞一庭之次第(かんまいいちにわのしだい)」全42段、略式の「太神之神楽(たいしんのかぐら)」25段が記してあります。古くから国家の大事や、災害に際して本神舞全段が奉納され、終戦後しばらく絶えていましたが、昭和46年(1971年)秋、地元の古老を中心として復活することとなり、昭和54年(1979年)に県指定文化財となりました。現在では、熊野神社神舞保存会により、毎年秋の例祭日にその一部を奉納しています。
神舞には、大太鼓・手拍子(すりがね)・笛を用い、各舞に応じて鬼人面・翁面、鈴・棒・弓・鉾・剣・長刀・扇子等の用具を使用して舞われます。舞衣(まいぎぬ)は、色分けしたものを用いますが、神師舞(しんしまい)の時には全員が白衣白袴を着けます。よくあるご質問
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