更新日:2009年7月15日

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特用林産物とは

特用林産物とは,「特用林産振興基本方針」(国の通達)では,「主として森林原野において産出されてきた産物で,通常林産物と称するもの(加工炭を含む。)のうち,一般用材を除く品目の総称」と定義されています。つまり,森で採れる多彩な産物のうち,木材を除くほぼ全てのものが「特用林産物」に含まれることになります。
特用林産物は,きのこ類をはじめ,くり,くるみ等の樹実類,うるし,はぜの実から搾取される木ろう等の樹脂類,わらび,わさび等の山菜類,おうれん,きはだ等の薬用植物及び桐,たけのこ,竹,木炭,薪等多岐にわたり,その範囲は極めて幅広いものとなっています。林野庁では便宜上次のように分類して取り扱っています。

 〔き の こ類〕  しいたけ,えのきだけ,ひらたけ,ぶなしめじ,まつたけ,きくらげ,まいたけ,エリンギ など
 〔特 用 樹 類〕 桐材,こうぞ・みつまた,けやき,山桜(葉,樹皮),しきみ,さかき,花木等
 〔山  菜  類〕 たけのこ,わらび,ぜんまい,わさび,あけび,くず,さんしょうなどの山菜,山野草 など 
 〔薬用植物類〕 がじゅつ,いちょう(葉),きはだ(樹皮),おうれん,その他薬用植物
 〔樹 実 類〕   くり,くるみ,ぎんなん,やまもも,とちの実,山ぶどう など
 〔樹 脂 類〕   うるし,はぜの実(木ろう),つばき油,松脂,ひのき精油 など
 〔竹  類〕    竹材(もうそうちく,まだけ,めだけ,くろちく,ほていちく など),竹皮 
 〔木  炭  等〕 薪,木炭,竹炭,木質成型燃料(オガライト,オガ炭など),加工炭,木酢液,竹酢液 など

鹿児島県の特用林産振興

県では「鹿児島県特用林産振興基本計画」(現行計画期間:平成20~29年の10か年)を定め,以下のような方針により特用林産の振興を図っています。
 

特用林産振興の基本構想

国内随一の竹林資源や温暖な気候等地域の特性を生かし,市町村単位で振興作目及び振興地域を定め,たけのこなど31作目を対象に,特用林産関係機関,関係団体,生産者等が一体となって,生産から加工・流通にいたる一貫した体制を確立し,特色ある産地づくりを推進する。
特に以下の作目を重点作目と位置づけ積極的に産地づくりを進める。

たけのこ 日置,川薩,出水,姶良地域を中心に,早掘りたけのこ生産団地の整備を進め,早掘りたけのこのブランド化の早期実現を図る。
しいたけ 姶良,大隅,鹿屋地域を中心に,人工ほだ場や散水施設の整備などによる栽培の施設化を進め,品質向上と生産拡大を図る。また,県産しいたけの銘柄推進ラベルを作成し,原木しいたけの効用や味,香り,安全安心な食材をPRする。
花木(枝物) 大隅地域を中心に,しきみ,さかき,ひさかき等の樹林造成や,広域的な集出荷体制等の整備を進め,産地化を図る。
そてつ 奄美地域において,そてつ林の改良や作業路等の整備を進める。切り葉や観賞用の盆栽など,需要目的に応じた新たな生産団地の造成や集出荷体制の整備等を進め,産地化を図る。
木・竹炭 用途に応じた生産技術の確立や生産施設の整備により,低コスト・安定供給体制を確立する。家庭用品や住宅用資材など付加価値の高い新商品づくりを進める。
竹材 竹パルプ需要に応じた搬出機械等の生産施設整備を進め,未活用竹林や竹材の利用促進を図る。家畜や養殖業向けの粗飼料や住宅用内装材など付加価値の高い製品づくりを進め,竹材の高価格化を図る。

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