更新日:2025年8月5日
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九州国立博物館開館20周年を記念した特別展「九州の国宝きゅーはくのたから」開催にあわせ,関連企画として,1階のロビー等にて鹿児島県の豊かな自然や文化,観光,県産品等を紹介する企画です。
※「九州の国宝きゅーはくのたから(外部サイトへリンク)」について
2005年に国内4番目の国立博物館として開館した九州国立博物館は,令和7年(2025年)に開館20周年の節目を迎えました。
特別展「きゅーはくのたから」では,九州にゆかりがある国宝や重要文化財等が展示されてます。
「南の宝箱鹿児島展~五感で楽しむ自然と文化体験@九州国立博物館」
「南の宝箱鹿児島」が有する数々の「宝物」をご紹介します。
【展示日程:8月22日(金曜日)午後から8月23日(土曜日)まで】
鹿児島県曽於市で毎年11月3日に行なわれている「弥五郎どん祭」。南九州の各地に残る巨人伝説に由来する岩川八幡神社の秋の祭りで,約900年の長きにわたってこの地に受け継がれています。
祭りで使われる人形は高さ4m85cmにもなる巨人ですが,今回は2m8cmの人形を展示し,祭りの雰囲気を味わっていただきます。
「岩川の弥五郎人形行事」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
鹿児島県霧島市に鎮座する「霧島神宮」。
霧島神宮の社殿は,溶岩の流れた境内の傾斜地に,階段状に配置され,
勅使殿から登廊下を介して段差を付けながら,拝殿,幣殿,本殿に至ります。
「霧島神宮本殿・幣殿・拝殿」は2022年2月9日,国宝に指定されました。
普段見ることのできない場所を,パネルや冊子にてご覧いただけます。
【画像は日本初の工場群・「集成館」の反射炉。ここで鉄製の大砲をつくった。】
旧集成館機械工場(現在の尚古集成館本館:鹿児島市)などを含む「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」は,「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼,造船,石炭産業」として,2015年7月に世界文化遺産に登録されました。
今年は登録から10周年の節目の年です。
パネル展示のほか,空撮映像の動画も放映します。
屋久島は,1993年12月,白神山地(青森県・秋田県)とともに,日本で初めて世界自然遺産に登録されました。
屋久島がこの自然遺産に登録された理由は,世界的に特異な樹齢数千年のヤクスギをはじめ,多くの固有種や絶滅の恐れのある動植物などを含む生物相を有するとともに,海岸部から亜高山帯に及ぶ植生の典型的な垂直分布が見られるなど,特異な生態系とすぐれた自然景観を有しているためです。
パネル展示のほか,屋久島のシンボル的存在である屋久杉を使った製品を手に取って,ぜひ香りを楽しんでみてください。
【世界世界自然遺産「奄美,徳之島,沖縄島北部及び西表島」】
奄美大島と徳之島は,アマミノクロウサギに代表される希少種を含む多様な生物が生息・生育していることが評価され,沖縄島北部,西表島とともに,2021年7月に世界自然遺産に登録されました。
パネル展示のほか,奄美の自然を体感できるVRをご用意。まるでその場にいるかのような没入感で,島の魅力を感じてみませんか?
大型バックパネルにて,鹿児島にある世界遺産,国の重要文化財などを紹介します。
鹿児島県出水市は,世界的なツルの越冬地として知られています。
明け方,ツルがねぐらから一斉に飛び立つ光景は圧巻で,一生に一度はみていただきたいものです。また,出水では中学生が長年にわたり羽数調査を行なうなど,保護活動に携わっており,この調査結果は,国際的に重要な基礎資料ともなっています。
今回は,この羽数調査を体験できます。
「出水のツルおよびその渡来地」は国の特別天然記念物に指定されています。
〔体験時間〕
1回目10時30分~
2回目12時30分~
3回目14時30分~
4回目15時30分~
※開催期間中実施。いずれも20分程度。体験料は無料です。
国の伝統的工芸品に指定されている大島紬の袋に,南方交易のあかしとされてきた様々な香料をブレンドして,世界にひとつだけの匂い袋をつくります。
白檀(びゃくだん),甘松(かんしょう),安息香(あんそくこう)などをご用意。
〔体験料〕
1回500円
〔体験時間〕
1回目11時00分~
2回目14時00分~
3回目16時00分~
※開催期間中実施。いずれも20分程度。
鹿児島県曽於市産のゆずを使った,手作りゆずドリンクを販売します。
クールダウンにお立ち寄りください。
〔メニュー〕
ゆずコーラ
ゆずネード
ゆずスカッシュ
ほか,ゆずコーラ(瓶),ゆず塩麹,ゆずりんごジャムを販売。
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