更新日:2025年3月24日
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鹿児島県における農村集落の現状として,農業者の高齢化や過疎化が進行しています。特に農業従事者は,平成22年から令和2年の10年間で,6万4千人から3万6千人と4割近く減少しています。(出典:農林業センサス)
総戸数が10戸を下回る農業集落では,集落活動の実施が急激に低下し,3戸を下回ると単独集落での機能維持は厳しい傾向にあると言われています。(農林水産省)
このような中,農用地の保全,地域資源の活用,生活支援など3つの集落機能を補完する複数の集落で構成される農村型地域運営組織(農村RMO)による地域コミュニティ機能の維持・強化が求められています。
この手引きは,農村RMOを形成する上で欠かせない合意形成において,最も重要となる話し合い活動について,参考となるように作成しました。この手引きは以下の人たちに活用してもらうことを想定しています。少しでも話し合い活動を円滑に進める一助を担えれば幸いです。
〇これから農村RMOを立ち上げたいと考えている人
〇現在,農村RMOを運営している人
〇地域づくりについて悩みや疑問がある人
〇地域づくりを支援する自治体職員など