ホーム > 社会基盤 > 北薩トンネル(国道504号)関連情報 > 北薩トンネル(国道504号)の被災状況と復旧に向けた取組状況等
更新日:2025年6月2日
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北薩トンネル(国道504号)内で,路面変状等の被災があったことにより,令和6年7月25日(木)14時から,さつま泊野インターチェンジから高尾野インターチェンジ間で全面通行止めを行っています。
復旧工事については,これまでの北薩トンネル技術検討委員会での議論を踏まえ,被災箇所からの湧水量を減らし,今後の調査及び復旧工事における安全性を確保するため,水抜き工を計画・実施しています。
水抜き工による効果を確認しながら空洞調査を行い,同委員会での議論を踏まえ,トンネル本体復旧を計画,実施します。
引き続き,早期復旧に向けて取り組んでまいります。
平面図
水抜き導坑は,被災箇所や既設の現在のトンネルに影響がないよう掘削しており,5月末時点で36mを掘削しています。
断面図
水抜き導坑は,現在のトンネルの西側を掘削しています。
施工状況写真
トンネル掘削時からトンネル内の湧水には,自然由来のヒ素が含まれており,出水市側のトンネル坑口近くに設置されている排水処理施設で処理し,高尾野川へ排水しているところです。
被災箇所の湧水や工事に伴う濁水は,トンネル出口付近に仮設排水処理施設を新たに設置し処理しています。
当分の間は定期的に採水し,モニタリングを行っていくこととしており,結果について公表します。
過去の水質調査結果(令和6年7月25日~)(PDF:81KB)
環境基準:0.01mg/L,農業用水質基準:0.05mg/L
※高尾野川は農業用水としての利用がありますが,飲料水としての利用はありません。
※農業用水として利用のある頭首工の地点での農業用水基準は問題ありません。
北薩トンネル技術検討委員会の情報は下記に掲載しております。
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