更新日:2022年3月15日
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大隅地域にある第二次世界大戦に関する追悼施設や戦跡をご紹介します。
旧海軍から海上自衛隊までの海軍航空に関する史料館で,貴重な資料が数多く並べられています。
2階には,旧海軍航空隊の軌跡など,旧日本海軍創設期から第二次世界大戦までの資料や,日本の名機「零式艦上戦闘機五二型」が復元展示してあります。
また1階では,現在の海上自衛隊の活動状況を紹介しています。
野外には海上自衛隊で活躍した航空機が展示してあるほか,世界で唯一現存する,二式大型飛行艇も展示されています。
[所在地]鹿屋市西原三丁目11-2(googlemap(外部サイトへリンク))
[問合先]鹿屋航空基地史料館(外部サイトへリンク)(電話0994-42-0233)[料金]なし[トイレ]あり
鹿屋基地から特別攻撃のため飛び立ち戦死した908名の隊員たちの御霊を祀るために建立された慰霊塔です。
[所在地]鹿屋市今坂町12560(西原台小学校近く)
[料金]なし[駐車場]あり[トイレ]あり
人間爆弾「桜花」作戦を実施した神雷部隊の隊員達の魂を祀るために建立されました。隊員たちが宿舎としていた旧野里国民学校跡地向かいにあり,別れの盃を交わした場所としても知られています。
[所在地]鹿屋市野里町(朝日神社隣)
[料金]なし[駐車場]有[トイレ]なし
海軍航空隊笠野原基地から飛び立つ航空機を敵の攻撃から守るための格納庫の跡です。戦争当時は多数の掩体壕跡が付近にありましたが,現在一つが残っており,零戦を格納していたといわれています。少ない資材で大きな強度が得られるかまぼこ型をしています。
[鹿屋市指定文化財]
[所在地]鹿屋市川東町8206-5
[料金]なし[駐車場]あり(27年度新しく整備されました)[トイレ]なし
串良海軍航空基地から飛ち命を落とした若き精鋭たちの霊を祀るために建立された慰霊塔があり,市民の憩いの場となっています。約千本の桜が並ぶ2本の直線道路は,戦争時にそれぞれ東西方向,南北方向の滑走路として使われていたものです。
[所在地]鹿屋市串良町有里5660-1
[料金]なし[駐車場]あり[トイレ]あり
串良海軍航空基地の施設の一部で,同基地から飛び立った隊員から突撃前に送られる最後の通信を受けていた地下壕です。
[鹿屋市指定文化財]
[所在地]鹿屋市串良町有里4963-2
[見学可能な時間]9時00分から16時00分(年末年始は見学不可)
[料金]なし[駐車場]あり(27年度新しく整備されました)[トイレ]なし
[問合先]鹿屋市役所ふるさとPR課(電話0994-31-1121)
岩川飛行場は静岡県の藤枝海軍航空基地を本拠に編成されていた芙蓉部隊に使用されていました。
夜間戦闘機隊として編成されていた芙蓉部隊は,岩川飛行場から「彗星」と「零戦」飛行機を主とする夜襲隊として沖縄に出撃していきました。出撃は終戦の日まで続けられました。「芙蓉之塔」はその慰霊の為に昭和53年に生き残りの搭乗者と旧大隅町役場及び地元の有志により建立されました。
[所在地]曽於市大隅町月野(googlemap(外部サイトへリンク))
[料金]なし[駐車場]なし[トイレ]なし
志布志湾は本土決戦地に想定され,迎撃のための軍事施設が造られ,内之浦地区にその跡が残されています。海蔵地区にある観測所(トーチカ)跡は国道から15分ほど歩いたところにあり,外から観察することができます。
※内部への立ち入りは安全のため禁止されています。
[所在地]肝付町内之浦
[料金]なし[駐車場]なし[トイレ]なし
[関連]肝付町観光協会HP(海蔵観音と砲台跡(外部サイトへリンク))
四季の森は大崎町の中央部に位置し,志布志湾や鹿屋方面の眺望が楽しめます。
四季の森展望所から1Kmのところに複数のコンクリト製のトーチカ跡が当時のままの様子で残っています。
[所在地]大崎町持留
[料金]なし[駐車場]あり[トイレ]なし
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