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更新日:2020年11月2日

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令和2年度産業教育審議会の開催結果について

1 日時

令和2年10月27日(火曜日)9時30分から11時30分まで

2 場所

教育委員会室

3 出席委員

森山委員,久木山委員,谷口委員,田島委員,杉水流委員,肥後委員,岩下委員,鉾之原委員,志賀委員,岩崎委員,大久保委員,横溝委員(代理 地頭委員),山田委員,森委員(順不同)

4 内容

⑴ 実践発表

 鹿児島水産高校

 「地域に貢献する取組を通して『本物の専門的職業人』を育成するためのプログラム」(文部科学省「スーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)事業」指定校)

⑵ 協議

 〈テーマ〉新しい時代の本県産業教育の在り方について

 〈視 点〉技術革新に対応した人材の育成

5 委員からの主な意見

⑴ 実践発表

○専門的職業人の育成として,技術の習得とともに,様々な取組をとおして,地域に貢献する視点が素晴らしい。

○SPH事業の目的等を生徒たちがよく理解し,目標設定をした上で創意工夫をしている点が分かった。また,技術を地域に還元する姿勢が浸透しており,地域あっての学校との意識付けにもなっている。今後,社会に出た生徒たちが活躍,貢献している姿を学校にも還元して欲しい。

○鹿児島水産高校のもつ専門性と,地域社会との連携という意味で,将来性を感じる。この素晴らしい取組が今後も継続され,枕崎市や本県を支える人材育成につながることを期待する。

⑵ 協議

○ICT機器やネットワーク等の技術革新への対応とともに,技術者に求められる倫理観や規範意識を醸成することが重要である。

○生産力を向上するために新技術を導入することもあることから,高校生の時から経営感覚を持った技術者の育成も大事ではないか。 

○食の重要性への理解を深めるために,幼少期から農業体験などを行うことが大切である。

○急速に進歩するPC,タブレット等を有効に活用するためにも,関連する資格取得や情報収集能力の育成など教育内容の充実を図ることが必要である。 

○実習等により,実践的・体験的な学習活動を行うことは,将来,仕事を行う上で重要であり,更なる充実を図ることが必要ではないか。

○SDGs(持続可能な開発目標)に向けた取組については,17の目標のどこに重点をおくかを明確にすることが大切である。

○高度医療に加えて,在宅看護,地域看護の視点も取り入れた学びを展開してほしい。

○ICT,IoTへの対応も求められている中,オンライン介護も視点にいれてのコミュニケーション能力を育成することも必要である。 

○「グローバル化や技術革新へ対応した人材の育成」や「地域を支える人材の育成」といった3つの視点は,関連する部分もあることを踏まえ,新学習指導要領の実施に向けた準備をしてほしい。 

○地域や産業界との連携に加えて,家庭と農業,工業と商業といった各部会が連携した取組は,生徒の感性を高めたり,多様な学びを実践する上で大切である。

○機器に頼るだけでなく,視覚,聴覚といった五感で,事象を判断することが大切であることを再確認する必要がある。

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