更新日:2022年3月29日

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北限自生地(ヘゴ)

大正15年(1926年)10月27日,国指定天然記念物に指定された,ヘゴの北限自生地は,薩摩川内市里町・上甑町・下甑町,南さつま市笠沙町,南大隅町・肝付町で,ヘゴの自然繁殖の北限を示すものとして,我が国の学術上重要な地域です。(指定名称:ヘゴ自生北限地帯)
この指定地の他にも,出水郡長島町に県の天然記念物指定地があり,阿久根市等にも自生地があります。

 

ヘゴ

熱帯,亜熱帯性のヘゴ科常緑木生シダで,幹長数メートル,直径30センチメートルにも達します。幹の表面には葉柄の跡が残り,頂に長さ2メートルに達する葉が笠状に開き,葉柄や中軸には刺が密生しています。葉身は鋸状に分かれ,葉の裏面の中脈近くに胞子のう群があり,胞子を放出して繁殖します。
 
ヘゴの写真

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