更新日:2024年7月29日
ここから本文です。
日時:令和2年7月28日(火曜日)午前10時00分~午前10時10分
場所:県庁講堂(2階)
皆さん,おはようございます。
この度の選挙で県民の皆さんの支えによりこういう結果をいただきました。本日より皆さんにお世話になります塩田康一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
職員の皆さんには日頃から鹿児島県の発展のために大変課題が多く山積する中でそれぞれの部署,あるいは地域において御尽力をいただいていますことに対し,深く敬意を表したいと思います。当面,新型コロナウイルスの対応ということで本当に昼夜,土日を問わず献身的に仕事・職務に励んでおられる皆さん方,本当に大変だというふうに思っております。これも県民の皆さんの安心・安全な暮らしのためにということで,これまでの皆様方が培ってきた行政経験,あるいはその能力をしっかりと果たしていただいているということに深く感謝を申し上げたいと思います。
また,鹿児島県は南北600km。非常に広い領域の県でございます。また,自然の気象の状況も非常に多種多様,地域の特性に応じて災害も多い地域でありまして,毎年,全国各県で災害が最近起こっておりますけれども,今年も7月の初めに豪雨があり,鹿児島県でも一部災害が起き,その対応にしっかりと取り組んでいらっしゃるということで,本当に皆様方の御尽力に感謝を申し上げたいと思っております。
県政の抱える課題は,非常に産業面・福祉面・教育面,いろんな面で非常に多種多様で困難な状況も,課題も,多く存在すると思います。それぞれの分野で職員の皆さん,幹部の皆さん,若手の皆さん,知恵を出し合ってしっかりと今後の鹿児島県の発展のために引き続き,御尽力いただきたいと思います。
私も,中央省庁において約30年間行政経験を積んで参りましたけれども,経済産業省というのは非常に幅の広い分野を扱っているところではありますけれども,県政の課題,それぞれの分野ということにおいては,皆さん方の方が,全ての面において,私よりも先輩ということで,私は,今日,初めてこの鹿児島県庁に入庁した1年目の新人というぐらいの気持ちで,皆さんと一緒に,しっかりと課題に取り組んでいきたいと思いますので,何とぞよろしくお願いいたします。
今回の選挙におきましては,私は,大きな団体,組織などの支援はございませんでしたけれども,多くの県民の皆さん,お一人お一人の御支援により,当選をさせていただきました。
その際に,皆さんに訴えてきたのが,県民の声がしっかりと反映される,そういう県政にしたい。県民が主役の,県民の目線に立った行政というのをしっかり実現していきたいということを申し上げてまいりました。
前の知事も同じように,「県民が主役の県政を」ということをおっしゃっておりましたけれども,なかなかそういう県政になっていたかというと,必ずしもそういうふうにできなかったんじゃないかなと,十分ではなかったんじゃないかなというふうに私は思っております。
その反省に立って,また,県庁職員,各出先機関もあります。各部局もあります。それぞれの皆さんの司々(つかさつかさ)において,しっかりと県民の皆さんの声,考えを拾っていただいて,それをしっかりと政策に繋げていっていただきたいと思っております。私が一人で何でもできる訳ではありません。トップセールスで全てが解決する訳でもありません。日々の皆さん方のたゆまぬ努力によって,県政の発展というのは支えられているのだというふうに思います。
また,現場主義ということも言われておりますけれども,これも,今後ともしっかりと重視していただきたいと思います。行政を行う上で思い込みであったり,あるいは実態とかけ離れた政策,これを行っても県政の発展にはつながらない,そういう意味でしっかりと現場の実態を把握し,また,そこで働いている,あるいは,生活をされている県民の皆さんの実態をしっかりとお聞きし,また捉えた上で政策につなげていっていただきたいと思います。そういう意味で県民の皆さんの声をしっかりと聞いて,現場の実態を把握して,その課題を解決するための政策ということをしっかりと実現をしていきたいと思います。
また,県庁の中でも,ぜひ活発な議論,いろんなアイデアを出していただきたいと思います。風通しのいい職場にしていきたいと思っております。知事室も,記者会見でも申し上げたんですけども,ドアもオープンにしておりますし,ふらっといつでも,何か相談,あるいは,話したいことがあれば入ってきていただいても結構だと思っています。上下の隔てなく,それぞれが自由に議論し,アイデアを出し,よりよい県政にしていっていただければというふうに思っておりますので,これから皆さん方からまた業務の説明などもお伺いしながら,今後の鹿児島のよりよい県政のために皆さんとともに,取り組んで行きたいと思いますので,何とぞ,よろしくお願いいたします。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください