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ホーム > くらし・環境 > 人権・男女共同参画 > 男女共同参画の推進 > 第4次鹿児島県男女共同参画基本計画(令和5年度~9年度)を策定しました

更新日:2023年3月31日

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第4次鹿児島県男女共同参画基本計画(令和5年度~9年度)を策定しました

県ではこれまで,県男女共同参画推進条例及び3次にわたり策定した県男女共同参画基本計画に基づき,様々な施策に取り組んできています。
このたび,これまでの施策の成果や課題を踏まえ,「誰もが安心して暮らし,活躍できる鹿児島」の実現に向け,第4次鹿児島県男女共同参画基本計画を策定しました。
一人ひとりの人権が尊重され,多様な生き方が選択でき,個性や能力が発揮できる社会,また,誰もが安心して暮らすことができる地域社会を目指す姿として,男女共同参画の推進を図ります。

1第4次鹿児島県男女共同参画基本計画(令和5年3月策定)

計画の期間

令和5年度から令和9年度までの5年間

2パブリック・コメントの結果

「第4次鹿児島県男女共同参画基本計画」の素案について,県民の皆様からの御意見を募集したところ,以下のとおり御意見をいただき,計画策定の参考にさせていただきました。御意見をお寄せいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
今後とも,男女共同参画の取組について御理解と御協力をお願いいたします。

(1)募集期間

令和4年12月15日(木曜日)から令和5年1月16日(月曜日)まで

(2)提出された意見の件数

28件(提出者数:5者(個人:4,団体:1))

(3)意見の概要及び県の考え方

提出されたご意見の概要と,それに対する県の考え方(PDF:152KB)

3画の策定における施策評価

「県計画の策定等における施策評価の取組指針」に基づき,第4次鹿児島県男女共同参画基本計画の策定における施策評価の結果を公表します。

(1)「第3次鹿児島県男女共同参画基本計画」における数値目標の達成状況

「第3次鹿児島県男女共同参画基本計画」における数値目標の達成状況(PDF:88KB)

(2)学識経験を有する者等による意見等の概要

外部有識者からの意見を伺うため,県男女共同参画審議会を開催し,計画の体系案や素案等に関する審議を行いました。

県男女共同参画審議会で出された主な意見の概要

  • 現行計画では「基本目標」と「重点目標」の2つの目標があり,これらの位置付けの違いが分かりづらいため,「基本目標」を「目指す姿」としてはどうか。
  • これまでの計画も全庁を対象としたものだったが,第4次計画では,さらにジェンダー主流化(※)を強化する必要がある。

(※)あらゆる分野でのジェンダー平等を達成するため,全ての政策,施策及び事業について,ジェンダーの視点を盛り込むこと。

  • 県民にどれほど浸透するか,機会があるごとに普及・啓発に取り組み,男女共同参画が当たり前だという気運を醸成することが重要である。
  • 福祉分野では性別を問わず必要な支援を行っていただいている。一方で,新型コロナの影響等を踏まえると,複合的に困難を抱えている女性への対応が課題である。

(3)施策評価結果の概要及び計画等への反映状況

第3次計画に関する中間評価(到達状況評価)結果や県民意識調査,企業実態調査,外部有識者からの意見等をもとに,以下のとおり現状と課題を踏まえたポイントを整理し,施策の方向として第4次計画に反映しました。

現状と課題を踏まえたポイント

  • 職場,家庭,地域社会等にジェンダーギャップが根強く存在することを踏まえ,固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の解消や,子どもの頃からの男女共同参画・ジェンダー平等の理解促進に取り組む。
  • あらゆる分野における政策・方針決定過程への女性の参画拡大を進めるとともに,多様で柔軟な働き方の実現や,女性の就労や起業に関する支援など,誰もが能力を発揮していきいきと活躍できる環境づくりに取り組む。
  • 生涯を通じた心身の健康を支援するため,引き続き「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」(性と生殖に関する健康と権利)について普及啓発を図るとともに,総合的な取組を推進する。
  • 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生活不安やストレスにより,配偶者等からの暴力の増加や深刻化が懸念されていることから,DVの根絶に向けた意識啓発を進めるとともに,相談・支援体制の充実を図り,被害の潜在化の防止に努める。
  • 生活上の困難を抱える女性をはじめ,様々な要因により,複合的な困難や課題に直面しやすい人々が孤立することなく安心して暮らせるよう,相談対応や就労支援,多様性を尊重する環境づくり等に取り組む。
  • 地域社会における男女の平等感が依然として低い現状を踏まえ,市町村等と連携して,男女共同参画の視点に立った地域づくりを推進する。

第4次計画の重点目標,施策の方向

  • 重点目標1男女共同参画社会の形成に向けた固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の解消,教育・学習の推進

〔施策の方向〕
(1)行動変容につながる意識改革のための普及啓発,制度や慣行の見直し
(2)学校教育における男女共同参画の推進
(3)家庭や地域における男女共同参画の理解促進
(4)性の多様性についての理解促進

  • 重点目標2誰もが能力を発揮しながら希望する働き方ができる環境整備

〔施策の方向〕
(1)経営者・管理職等の意識改革や職場風土改革
(2)働く場における男女共同参画・ジェンダー平等の推進
(3)子育て・介護基盤整備の推進
(4)多様で柔軟な働き方の推進
(5)男性の家事・育児等への参加促進
(6)政策・方針決定過程への女性の参画の拡大

  • 重点目標3生涯を通じた健康支援

〔施策の方向〕
(1)生涯にわたる男女の健康の包括的な支援
(2)リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)を踏まえた妊娠・出産等に関する健康支援と性に関する正しい理解の促進
(3)男女共同参画の視点に立ったスポーツ活動の推進

  • 重点目標4男女の人権を侵害するあらゆる暴力の根絶

〔施策の方向〕
(1)配偶者等からの暴力の防止及び被害者の保護・支援
(2)デートDV,性犯罪・性暴力,ストーカー行為等への対策及び被害者支援

  • 重点目標5男女共同参画の視点に立った,生活上の困難に対する支援と多様性を尊重する環境の整備

〔施策の方向〕
(1)生活上の困難に直面する女性等への支援
(2)様々な要因により複合的な困難や課題に直面しやすい人々が安心して暮らせる環境の整備

  • 重点目標6男女共同参画の視点に立った地域づくりの推進

〔施策の方向〕
(1)人材育成等による男女共同参画推進の基盤づくり
(2)地域における意思決定過程への女性の参画拡大
(3)地域づくりや社会活動における男女共同参画の推進
(4)男女共同参画の視点に立った地域防災の推進

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

総務部男女共同参画局青少年男女共同参画課男女共同参画室

電話番号:099-286-2634

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