更新日:2019年2月12日
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地方自治体が,都市住民を受入委嘱する制度で,協力隊員はおおむね1年以上,最長3年地域に居住して,地域おこし活動の支援や農林漁業の応援,住民の生活支援など「地域協力活動」に従事し,地域の活性化につなげるものです。
制度の概要など,詳細は,総務省ホームページ(外部サイトへリンク)を御覧ください。
鹿児島県の魅力は,手つかずの大自然,昔ながらの食文化,豊富な温泉,あたたかい人情など,多彩な素材の持つ,飾らない力強さや質の高さです。本質の時代と言われる現代において,人を元気にする“本物の素材”があふれているのが,鹿児島県の強みです。
世界に誇る自然環境,暮らしやすい温暖な気候,おいしい食材に恵まれた「くらし先進県」で,あなたの力を地域おこしに発揮してみませんか。
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野田郷武家屋敷通り(出水市) | 土盛海岸(奄美市) |
阿久根大島(阿久根市) |
鹿児島県観光サイト「本物。の旅かごしま」(外部サイトへリンク)
地域おこし協力隊の募集は,JOIN(移住・交流推進機構)の「地域おこし協力隊」サイトや,各市町村のホームページ等を通じて各市町村から随時行われています。
このページでは,県内市町村の隊員募集情報をまとめて紹介しています。
番号 | 市町村名 | 活動内容 | 募集人数 | 募集期間 | 連絡先等 |
1 | 錦江町 |
(1)地元唯一の清掃管理・ハウスクリーニング屋さんの後継経営者を目指す活動1名 (2)本土最南端ワイナリー設立に向けた経営パートナー1名 (3)農業を学びながら独立を目指す活動1名 (4)ゆるキャラ(くわがたガールズ)を活用した宣伝やイベント企画1名 (5)空き家を活用した民泊施設など活用事例の作成1名 (6)未来志向な学びの場(公営塾)企画・運営サポーター活動1名 (7)町の困りごとのソーシャルビジネス化を目指す活動1名 (8)町のデータ(農業,産業,教育など)を統合的に収集・分析1名 (9)起業プランを元に町内において雇用創出や課題解決のための起業を目指す活動1名 |
9名 | 7月25日~3月29日 |
政策企画課 |
2 | 大崎町 | 地方創生,地域活性化,リサイクル奨学パッケージの研究開発・推進・普及4名 | 4名 | 11月9日~ |
総務課 TEL:099-476-1111 |
3 | 曽於市 |
(1)Webクリエイター1名 (2)コンテンツクリエイター1名 (2)地域の英語力育成業務1名 |
3名 | 1月11日~2月18日 |
企画課 TEL:0986-76-8802 |
4 | 湧水町 |
吉松駅を核とした鉄道の町としての地域活性化につながる活動・支援等1名 |
1名 | 2月1日~2月28日 |
企画課 TEL:0995-74-3111 |
5 | 伊佐市 |
(1)地域コミュニティ再生の支援業務若干名 (2)工芸ものづくりの活動業務若干名 (3)野草・薬草の研究・普及活動業務若干名 |
それぞれ若干名 | 12月1日~2月28日 |
企画政策課 TEL:0995-23-1311 |
6 | 和泊町 |
(1)地場産農林水産資源を活かした特産品等の開発,販売促進1名 (2)デザインを通じて地域の魅力を島内外に発信する業務1名 |
2名 | 2月15日~4月10日 |
企画課 |
7 |
薩摩川内市 |
(1)市比野温泉街の賑わい創出2名 (2)観光DMOプランナー1名 (3)入来武家屋敷群を中心とした観光資源の発掘や活性化1名 |
4名 | 随時 |
地域政策課 |
8 | 霧島市 | 「一般社団法人霧島商社」を支援するスタッフとして、霧島の魅力的な一次産品(黒酢、黒豚、黒牛、黒さつま鶏、霧島茶、果樹など)やこれらを原料とした加工品の販売戦略の立案・商品開発・販路開拓・情報発信などを地域と連携しながら行い、霧島全体の地域ブランドの推進を図る。2名 | 2名 | 随時 |
霧島PR課 |
9 | 志布志市 |
志布志さかなコンシェルジュ(耕地林務水産課)1名 |
1名 | 12月20日~2月28日 |
企画政策課 |
10 | 十島村 |
(1)子ども・子育て支援員2名 (2)高齢者支援員2名 (3)畜産支援員1名
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5名 | 随時 |
住民課・地域振興課 |
11 | 長島町 | 食の魅力発信,特産品販売,獅子島地区の観光振興2名 | 2名 | 随時 |
地方創生課 |
12 | 鹿屋市 | 観光プロモーター1名 | 1名 | 随時 |
ふるさとPR課(担当:新牛込) TEL:0994-43-2111(内線3245) |
応募資格,報酬,活動費,活動内容等については,市町村により異なりますので,詳しくは各市町村へお尋ねください。
JOIN(移住・交流推進機構)「地域おこし協力隊」サイト(外部サイトへリンク)
スタンバイ((株)ビズリーチ)「地域おこし協力隊」サイト(外部サイトへリンク)
鹿児島県内の先輩隊員体験談を紹介します。
私は、種子島の出身でしたが、高校卒業後から埼玉県に引越しました。久しぶりに故郷の種子島を訪れてみると過疎化が進んでおり,自分の出身校は統廃合されて無くなっていました。自分の故郷とつながる取り組みに関わりたいと思っていた時、故郷の西之表市が地域おこし協力隊を募集していたので応募しました。
種子島に来て,中割校区の「生姜山」という過疎集落に興味を持ち,この集落名に由来のある「ショウガ」栽培を軸とした地域活動を提案させてもらいました。地域の方達と手探りでのスタートでしたが,地域おこし協力隊卒業後は種子島にそのまま居住し,「なかわり生姜山農園」の事務局長として,隊員の時に開発に関わった生姜を使った季節のスイーツ教室や生姜に関する健康講座を行うなど,地域に活気を生み出そうと日々努力しています。
私は、食および旅に関する商品開発や観光案内所に関わる取組みを行っており、これまで、山下商店(地元豆腐屋さん)から豆腐の原材料となる大豆をメインに使った、植物性オンリーで仕上げた『とうふ屋さんの大豆バター』や,海のみえるアロエファーム(アロエ栽培農家さん)から,島のアロエを使った『島アロエのハーブソルト』・『島アロエのスイートビネガー』・『島アロエのヨーグルトソース』,観光ツアー商品として,集落散策の『小さな漁港のまちあるき』などの開発に携わり,主に島内や鹿児島市内などで販売も行っています。
甑島は澄んだ海がとても魅力的で、地域の団結力や若い人たちの活気もありとても気に入っています。
任期後も、観光案内所の職員として、地域の人たちと一緒に島を盛り上げていきたいと思っています。
祖父母の住む鹿屋市で地域おこし協力隊となり、1年が過ぎました。地域おこし協力隊として高隈地区へ移住し生活する中で、地域と密接に係わり合う仕事をし、地域行事にも片っ端から参加し、年中無休ですが、だからこそ地域に入り込む楽しさを実感しています。高隈での活動は2年目に入り、自ら提案し実行できることも増え、ますますやりがいが出てきました。現在は、これまでの経験を活かし、林業や地域木材を活用したモノづくり・製品開発を行っており任期終了後も高隈で生活していけるような仕事作りに励んでいます。また、高隈地区コミュニティ協議会設立準備委員会の一員として、地域の魅力を発信するための観光名所の整備事業やツアーの誘致活動等を行なっています。
地域の方々と一緒に汗を流し作業した後に皆で囲むご飯は最高に美味しいです。大隅半島には、まだまだ隠された魅力がたくさん隠れていると思います。これからももっと大隅の魅力を発見し伝えていきたいと思っています。
2015年5月に着任してから、最初に携わらせて頂いたのが英語の字幕制作でした。
鹿児島県下3大祭りの1つ「志布志お釈迦まつり」の様子をまとめた映像を内閣府主催の「あなたのまちの地方創生動画大募集」にエントリーする際、海外の方にも見てもらえるようにとナレーションの英文翻訳のお話を頂きました。最終的に、この動画は優秀作品に選定され、BS日テレでもオンエアされました。
その後は、6月末の夏越しの大祓の儀に開催される「夏越しそばまつり」茅の輪くぐりの演出を行い、8月の「志布志みなとまつり」では市の情報発信プラットフォーム“シシガーデン”とコラボレーションをして、花火大会の生中継を地域おこし協力隊メンバー全員で行いました。
11月の大隅の國やっちく松山藩「秋の陣まつり」で姫や武者の姿でパレード参列した事も印象深く、着任してまだ一年も経っていないのに、どれもこれも貴重な体験ばかり味わわせて頂きました。志布志市は地域の方たちの「自分たちで地域を盛り上げていこう」という意識が非常に高い場所だと思います。フェイスブックには大きなイベント以外の日々の活動についても発信していますが、最近では初対面の方にごあいさつする時“会うのは初めてですけど、いつもフェイスブック読んでいますよ☆”と声をかけてもらうことも多くなり大変励みになっています。これからも「志プロデューサー」として「笑顔と志あふれるまち」志布志市の溢れる魅力を少しでもPRできたらと思います。
協力隊員の体験談については,今後も,順次掲載予定です。
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