更新日:2021年6月1日
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近年の夏季における猛暑日などの気候状況を考慮し,工事現場の熱中症対策に係る経費に関して,現場管理費の補正の試行を実施します。
対象工事等
県環境林務部が所管する森林土木事業のうち,主たる工種が屋外作業である全ての工事を対象とする。
用語の定義
(1)真夏日
気象庁の地上気象観測所(以下「気象観測所」という。)の日最高気温が30度以上または,環境省が公表している観測地点の暑さ指数(WBGT)(以下「暑さ指数」という。)が25度以上の日をいう。
なお,新型コロナウイルス感染拡大防止対策に伴う熱中症予防対策を実施したことが写真等で確認できる工事については,気象観測所の日最高気温が28度以上または,暑さ指数が25度以上の日をいう。
ただし,夜間工事の場合は,作業時間帯の最高気温または暑さ指数で判断する。
(2)工期
工事の契約工期をいう。
ただし,年末年始6日間,夏季休暇3日間,工場製作のみを実施している期間,工事全体を一時中止している期間は除く。
(3)真夏日率
以下の式により算出された率をいう。
真夏日率=工期期間中の真夏日÷工期
積算方法等
(1)補正方法
現場管理費の補正は,工期中の日最高気温の状況に応じて補正値を算出し,現場管理費率に加算する。なお,補正は設計変更で行うものとする。
補正値(%)=真夏日率×補正係数(1.2)
(2)現場管理費
対象純工事費×((現場管理費率×補正係数)+補正値(%))
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