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更新日:2021年6月8日

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植物(その3)

マングローブ

河口部から海岸にかけて、沈泥の多い所に出現する森林。満潮時には樹冠部を除いて水没するが、干潮時には完全に、あるいは気根の一部を残して空中に現れる。
マングローブの北限、鹿児島市喜入生見町のメヒルギ林は奄美市のマングローブとともに天然記念物に指定されている。メヒルギは常緑の小高木で、高さ2~5mに達し、ヒルギ科に属する。なお、マングローブは森林の形態の名称であり、特定の植物をさすものではない。
 
マングローブの写真です

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ミヤマキリシマ

霧島をはじめ、阿蘇山、九重山、雲仙岳など、主に火山の山頂域に自生する九州特産のツツジ。常緑の低木で、高さは通常1m以下。5月末から6月にかけて、小枝の先端に2~3個の淡紅紫色の可憐な花を咲かせる。ミヤマ(深山)キリシマの名は霧島に由来し、本県の県花になっている。
ミヤマキリシマの写真です
 

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屋久杉

屋久島の天然杉のうち樹齢千年以上のものを屋久杉、千年以下のものを小杉、これらを総称して屋久杉と呼ぶ。屋久杉は、標高700~800mから1,400mくらいのなだらかな傾斜の山の峯筋や中腹に多く、ツガ・モミ・ヒノキなど他の樹木と天然林をつくっている。
県平均の約2倍も雨が降る屋久島の環境に適応するため、普通のスギより何倍も樹脂が多いことが長寿と巨大樹への成長を可能にしている。古くから神社、寺院、館などの建築材料として使用され、また美しい木目を持つため工芸的価値も高い。
 
屋久杉の写真です

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ウケユリ等

鹿児島のユリには、ウケユリやタモトユリなど珍しいものが多い。ウケユリは奄美大島(宇検,与路島,請島)にだけ自生するユリで,鹿児島県希少野生動植物の保護に関する条例で保護されている。タモトユリはトカラ列島の口之島にだけ自生しているユリで、県の天然記念物の指定を受けて保護されている。(画像はウケユリ)

ウケユリ

 

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