更新日:2021年3月25日
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株式会社オリンピア商事と薩摩川内市は,同社の工場増設に伴い,県の立ち会いで平成24年1月23日に立地協定を締結しました。
株式会社オリンピア商事は,昭和50年にオリンピア金属工業として創業後,昭和63年1月に有限会社オリンピア商事に法人化,平成23年9月に現社名に商号変更し,「地球環境に配慮した事業活動」を経営理念に掲げ,循環型社会形成の一翼を担う会社として,県内の企業等で発生する金属,プラスチック,紙類・ダンボール等の中間処理(洗浄,選別,圧縮,梱包等)を行い,有価物として出荷する再生資源の卸売を行っています。
今回の増設計画は,既存の取扱品目の中で,需要の伸びが期待できるアルミニウムに着目し,従来,原材料として製錬工場に出荷していた中間処理後のアルミを,付加価値の高い製品に転換するため,新たに溶解炉を導入し,自社で精錬,インゴット(地金)製造を行うアルミニウム合金製造工場を建設しようとするものです。
なお,アルミニウム合金の製造には,添加剤としてシリコンが用いられていますが,今回の同社の工場建設により,県内の工場等で発生し,これまで廃棄物として処理されてきたシリコンを,有価物として県内で再利用することが可能となることから,廃棄物の発生量及び処理費用の低減につながることが期待されます。
併せて,新たな就業の場の創出はもとより,地域経済の浮揚発展に大きく寄与するものと期待されています。
平成24年1月23日(月曜日)
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