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更新日:2022年5月19日

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取り組み例(防蟻処置の考え方)

イエシロアリ

イエシロアリは加害力が大きく、2階ばり、胴差、小屋組まで被害が及びます。2階梁等の構造材が加害されると多額の修復費用を必要とします。鹿児島県では、その被害を軽減するため、棟上げ前に2階ばり、胴差、小屋組等についても防蟻処理が広く行われています。この予防措置により、白蟻が発生した場合の修復費用は、他県に較べ平均して少なくなっています。加害が大きく、乾燥にも強いイエシロアリ対策は、食害防止だけでなく、土壌処理、蟻道阻止を行うことが最も重要です。

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリは乾燥に弱く、被害部も水気のあるところに限られます。また加害もイエシロアリに較べ弱いと言えます。ヤマトシロアリ対策は防蟻処理だけでなく、床下の乾燥と雨漏り等による水の供給を絶つことも重要です。

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