鹿児島県盛土規制法に基づく基礎調査に係る検討委員会について
鹿児島県盛土規制法に基づく基礎調査に係る検討委員会について
基礎調査で実施するケーススタディーを踏まえて,「鹿児島県盛土規制区域設定基準(案)」を検討するため,有識者による「鹿児島県盛土規制法に基づく基礎調査に係る検討委員会」を設置。
経緯及び概要について
委員名簿(五十音順)
氏名 |
所属・職 |
井村隆介 |
鹿児島大学共通教育センター・准教授 |
酒匂一成 |
鹿児島大学学術研究院・理工学域工学系教授 |
地頭薗隆 |
鹿児島大学学術研究院・農水産獣医学域農学系教授 |
古川惠子 |
鹿児島女子短期大学・名誉教授 |
第1回検討委員会
- 開催日時:令和5年11月2日(木曜日)午後2時~午後4時
- 場所:鹿児島県庁15階建築課入札室
- 議題
- 宅地造成及び特定盛土等規制法の概要について
- 規制区域作成の進め方について
- ケーススタディーについて
- 今後の検討委員会について
- その他
検討委員会議事概要
- 【設定条件における承認事項】
- ■都市計画区域を宅地造成等工事規制区域の要件としない。
- ■集落の区域は50戸以上の建築物が50m以内の距離で連たんしている区域とする。
- ■隣接・近接する土地の区域は,保全対象から平地の場合50m,傾斜地の場合250mとする。
- 【委員意見】
- ■配付資料において,定義や根拠を明確にし,資料に記載すること。
- ■本委員会だけで決定するのではなく,市町村への説明やヒアリングを行うことが大事である。
第2回検討委員会
- 開催日時:令和6年2月7日(水曜日)午後2時40分~午後3時40分
- 場所:鹿児島市役所東別館11階1101会議室
- 議題
- ケーススタディーについて
- 鹿児島県盛土規制区域設定基準(案)について
- その他
検討委員会議事概要
- 【設定条件における承認事項】
- ■県土全域が原則として規制区域となるように抽出する。
- ■鹿児島県の地形的特性や災害の激甚化・頻発化を考慮すると「盛土等に伴い災害が発生する蓋然性のない区域」を設定することは難しい。
- ■規制区域の境界設定手法について,宅造区域の抽出区域を包含する100mメッシュ外周線を活用する。
- 【委員意見】
- ■境界設定に当たっては,隣接する行政区域の境界や,穴抜きメッシュの取扱い等,引き続き調整を行うこと。
- ■区域設定に当たっては,市町村への説明やヒアリングを十分行うこと。
検討委員会を踏まえた今後の基礎調査の進め方について
- 検討委員会において,本県の行政区域全域(鹿児島市を除く)を,原則として盛土規制法に基づく規制区域とする考え方により,関係市町村へのヒアリングを行いながら,地域特性も考慮した上で,規制区域(案)の作成を進めることが了承されたところです。
- 令和6年度は,このような考え方に基づき,規制区域(案)を作成することとしています。
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