更新日:2025年11月21日
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10月1日,三島村黒島において、次年度さつまいもを植え付けるほ場に対し,サブソイラによる耕盤破砕を行いました。近年,三島村ではさつまいもの収量が減少しており,圃場の排水不良がその要因の一つと思われることから,機械メーカーにサブソイラの送付を依頼するとともに,現地で機械の調整指導を行っています。今後はヘアリーベッチを播種し,3月にすき込み後,再度,耕盤破砕を行います。今後もさつまいも単収向上に向けた支援を継続していきます。



10月10日,鹿児島市郡山町の水田で,ドローンを利用したイタリアンライグラスの播種を水稲の立毛状態で行いました。ドローンによる播種作業はダウンウォッシュにより水稲の生育が旺盛な状況でも,株元までしっかり播種されていました。さらに,作業時間は約4分/10aで,ミスト機による散布よりも,省力化ができました。今回得られた実証結果については,今後,費用対効果の検証を踏まえたうえで,次年度対策に活かすこととしています。


鹿児島市の女性農業経営士が組織する「アグリッチかごしま」が,10月18日,坂之上製茶SABOにおいて,消費者へ鹿児島市産の農産物をPRするイベントを開催しました。会員が生産した農産物を活用した試食品(茶飯,マコモダケのソテー,小松菜のおひたし,ラディッシュの甘酢漬け,パプリカと青梗菜を使ったスープ,茶とハーブのハーブティー)の提供や,「アグリッチかごしまのレシピ集」の配布等を行いました。会場はとても大盛況で,来場者から「生産者の顔が見えるので安心。レシピをみて作ってみたい。」などの意見が寄せられました。


10月5日に鹿児島市松元地域において,日本茶インストラクター・かごしま茶販売協力店「かごしま茶産地ツアー」の視察対応を生産者が主体となって行いました。さつま中央茶団地では,15haの茶畑を見下ろしながら,まつもと茶の歴史や有機栽培の取組等を説明しました。直木地区では,摘採機等の実演と意見交換会を行った。参加者が4品種の茶を飲み比べて,自分好みのブレンド茶をつくる体験では「まつもと茶は様々な品種があり,どれもおいしい」等の感想を頂き,生産者もやり甲斐を感じていました。
10月11日に開催された子牛セリ市の平均価格(税抜)は,去勢608千円(前年差+119千円,前月差△14千円),雌505千円(前年差+153千円,前月差4千円)と前年より向上しています。例年,子牛価格は9月から10月にかけて低下する傾向にあるが,今年の低下幅は例年に比べ小さくなっています。繁殖雌牛の授精頭数は令和3年の125千頭をピークに,令和6年は112千頭と減少し,今後も子牛出荷頭数の減少が予想されていることから,子牛価格改善の一因は,授精頭数の減少であると思われます。
10月20日,JAさつま日置においてハウスみかん及びマンゴーの令和7年産生産販売反省会が開催されました。ハウスみかんの販売量は60t(前年比96%),販売金額5,409万円(同103%)で,着色遅れにより収穫も遅れたが,計画出荷により安定販売につなげることができました。マンゴーの販売量は9t(前年比123%),販売金額2,710万円(同151%)で,秋季の高温の影響により全国的に母の日前の出荷量が減少したが,母の日以降も高単価が続き,販売金額は安定していました。
10月8日,日置地域のソリダゴ新規栽培者(栽培開始から5年目まで)の研修会を日置市吹上支所で開催し,関係者を含む8人が参加しました。今回は,新規栽培者から要望があった病害虫対策と高温障害対策について研修を行い,各生産者の課題についても意見交換を行いました。研修会では,多くの質疑,研修要望等が出されたことから,今後も新規栽培者の基礎力向上を目指し,引き続き関係者で支援していきます。
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