更新日:2024年3月28日
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「あなたは,今後どんな生き方をしたいですか?」
誰でも,いつでも,命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると,約70%の方が,医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることが,できなくなると言われています。
自らが希望する医療やケアを受けるために大切にしていることや望んでいること,どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え,周囲の信頼する人たちと話し合い,共有することが大事です。
もしものときのために,あなたが望む医療やケアについて,前もって考え,家族や医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い,共有する取組を「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」と呼びます。
このような取組は,個人が主体的に考え,進めていくものです。
自分のこれからについて考えたくない,知りたくない方への十分な配慮が必要です。
11月30日(いい看取り・看取られ)は,もしものときの医療・ケアについて考える「人生会議の日」となっています。
厚生労働省HP:「人生会議」してみませんか(外部サイトへリンク)
県では,ACPの取組を推進するため,以下の取組を実施しています。
人生の最終段階における医療・ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン(PDF:102KB)
人生の最終段階における医療・ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン(解説編)(PDF:211KB)
令和4年度,高齢者施設等における看取りやACPの取組状況を把握するため標記調査を実施しました。
鹿児島県医療・ケア意思決定プロセス支援事業に係る高齢者施設等看取り実態調査【調査報告書概要版】(PDF:868KB)
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)に取り組む高齢者施設等の職員向けリーフレットを作成しました。
高齢者施設等の職員が,本人の意思を最大限に尊重した意思決定支援の実現のために本人・家族等にどのように関われば良いか,基本的な情報を掲載しています。
一般県民や高齢者施設職員等の専門職に理解を深めていただくことを目的に,動画を制作し,YouTubeで公開しました。
この動画を視聴いただき「人生会議」について考えるきっかけとしていただければと考えております。
ACPの推進について指導的に関わることができる人材を育成するため,令和5年度にACPファシリテーター養成講座を開催しました。
地域住民や医療機関,介護施設を対象に行うACP研修でファシリテーターの派遣を希望される方は,ファシリテーターの所属に御相談ください。
医療・ケア意思決定プロセス支援事業ファシリテーター一覧(PDF:107KB)