令和5年度地域づくり表彰(国土交通省)の受賞について
『「竹・福・商」連携による大崎町「竹の資源化モデル」』が地域づくり表彰審査会特別賞を受賞しました
国土交通省の地域づくり表彰において,『「竹・福・商」連携による大崎町「竹の資源化モデル」』が地域づくり表彰審査会特別賞を受賞しました。
地域づくり表彰について
表彰団体について
活動概要
厄介者扱いされていた放置竹林を資源として捉え、障がい者や高齢者が放置竹林の整備や竹材加工の担い手となる取組を展開
- 障がい者・高齢者・こども等が竹林を手入れし刈った竹を竹炭(土壌改良材)とし、それを撒いた畑でできたサツマイモを干し芋にし、販売する。
- これらは、障害者支援施設、地域住民(高齢者サロン)、食品加工事業者(干し芋製造等)、社会福祉協議会、大学、役場の協働であり、新たな農福連携の形。
評価されたポイント
放置竹林の解消と共に、一人一人が胸を張って一生懸命働くことのできる地域づくりに寄与
- 放置竹林が多様な主体により整備され、枯れ竹から製造された竹炭を畑に撒き、そこで出来たイモが干し芋に変わる。その活動の中で、障がい者や高齢者は、やりがいや生きがいとともに、従前以上の収入を得ることもできる循環型モデル。
- 全国各地で人口・産業・財源が縮小し、福祉の担い手も減少している中で、多分野の連携による地域づくりはより重要になる。福祉とビジネスを組み合わせた地域課題の解決は、これからが本番とみられ、その先鞭をつける事例として評価できる。
- 資源の循環も含め「誰一人取り残さない」というSDGsの理念とも合致しており、これからの地域の在り方に重要な示唆を与える。
表彰式
日時
令和5年11月24日9時~10時
場所
大崎町宮園集落内竹林整備箇所
表彰者
東靖弘大崎町長
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