更新日:2022年6月3日
ここから本文です。
就業状態等基本集計は,すべての調査票を用いて市町村別の人口の労働力状態,産業(大分類)別就業者数,職業(大分類)別構成,夫婦と子どものいる世帯等に関する結果について集計したものです。この結果によって,地域の産業や雇用の状態,就業者の産業と職業の関係等を把握することができます。
15歳以上人口(1,338,085人)について,労働力状態別にみると,「労働力人口」は801,374人(15歳以上人口の59.9%),「非労働力人口」は536,711人(40.1%)となっている。
2015年と比べると,「労働力人口」は16,759人の減少,「非労働力人口」は54,648人の減少となっている。
15歳以上人口(1,338,085人)の労働力率は59.9%となり,2015年と比べると,1.9ポイント上昇している。 労働力率を男女別にみると,男性が68.6%,女性が52.4%で,2015年と比べると,男性が0.4ポイント,女性は3.1ポイント上昇している。
男女別労働力率を年齢5歳階級別にみると,男性は25歳~59歳までの各年齢階級で90%以上高くなっている。一方女性は25歳~29歳と45歳~49歳を頂点とし,30歳~34歳を谷とするM字カーブとなっている。また,60歳~64歳については,2015年と比べると,男性は79.2%から85.2%に,女性は56.4%から65.1%にそれぞれ上昇している。女性の年齢5歳階級別労働力率の推移を,いわゆる男女雇用機会均等法が施行される直前の1985年からみると,M字カーブの底が上昇している。
労働力率を市町村別にみると,十島村が72.5%と最も高く次いで三島村が69.7%,南種子町が68.5%などとなっている。 一方,湧水町が50.8%と最も低く,次いで南さつま市(52.3%),肝付町・瀬戸内町(53.2%)などとなっている。
15歳以上の就業者(768,983人)について,従業上の地位別にみると,「雇用者」が613,095人(15歳以上の就業者の79.7%),「役員」が39,217人(5.1%),「自営業主(家庭内職者を含む)」が85,929人(11.2%),「家族従業者」が30,742人(4.0%)となっている。雇用者の内訳を男女別に2015年と比べると,「正規の職員・従業員」は男性は,7,136人減少,女性は7,377人の増加となっている。
15歳以上就業者について,産業大分類別の割合をみると,「医療,福祉」が15歳以上就業者の18.7%と最も高く,次いで「卸売業,小売業」が15.5%,「製造業」が10.8%などとなっている。「医療,福祉」は,2015年と比べると,1.4ポイント上昇と最も上昇している。一方,「農業,林業」が0.8ポイント低下と最も低下しており,次いで「卸売業,小売業」が0.7ポイント低下,「宿泊業,飲食サービス業」が0.4ポイント低下などとなっている。
15歳以上就業者について,産業大分類別の割合を市町村別でみると,「医療,福祉」は龍郷町が24.1%で最も高く,次いで南さつま市(22.9%),奄美市(21.9%)などとなっている。「卸売業,小売業」は,鹿児島市が19.3%と最も高く,次いで姶良市(15.5%),奄美市(15.4%)などとなっている。
表1令和2年国勢調査就業状態等基本集計鹿児島県の概要(PDF:716KB)
表1-2令和2年国勢調査労働力状態・労働力率の推移(EXCEL:18KB)
表1-2令和2年国勢調査労働力状態・労働力率の推移(PDF:47KB)
表1-3令和2年国勢調査年齢5歳階級男女別労働力率(EXCEL:15KB)
表1-3令和2年国勢調査年齢5歳階級男女別労働力率(PDF:41KB)
表1-4令和2年国勢調査男女別労働力率(EXCEL:19KB)
表2-1令和2年国勢調査従業上の地位男女別15歳以上就業者(EXCEL:18KB)
表2-1令和2年国勢調査従業上の地位男女別15歳以上就業者(PDF:79KB)
表3-1令和2年国勢調査産業大分類男女別15歳以上就業者(EXCEL:21KB)
表3-1令和2年国勢調査産業大分類男女別15歳以上就業者(PDF:91KB)
表3-2令和2年国勢調査主な産業大分類別15歳以上就業者の割合(EXCEL:21KB)
表3-2令和2年国勢調査主な産業大分類別15歳以上就業者の割合(PDF:94KB)
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください