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ホーム > 産業・労働 > 林業・水産業 > 森林整備 > 治山 > 治山事業の効果(1)

更新日:2022年3月31日

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治山事業の効果(1)

治山事業の主な対策

対策工事として,大きく渓間工(けいかんこう),山腹工(さんぷくこう)と森林整備に分けられます。

1.渓間工

土石流・洪水・土砂の流出による土砂移動の調節,渓床勾配の緩和,渓岸浸食の防止,山脚の固定等のために,渓流に工作物(谷止工・床固工等)を設置し,渓流及び山腹の浸食を防止又は軽減を図り,森林の造成等の基礎とする工事。
土砂の抑止効果
  • 渓流(沢)にたまっている不安定な土砂を止めます。
  • 渓流にたまっている土砂は普段は止まっていても数十年に一度という洪水の時に流れ出し土石流になるおそれがあります。
土砂の調整効果
  • 洪水などの直後には、流れ出した土砂が谷止工の上流に盛り上がって堆積します。この土砂はその後、少しづつ流れ出すため、下流への土砂流出が洪水時に集中せず災害を防ぎます。
山脚固定効果
  • 荒廃した渓流に谷止工を施工すると、山脚(山裾)が安定し森林が造成され土砂流出を防ぎます。

2.山腹工

極度の豪雨や地震,火山活動等によって山腹斜面が安定性を失い,崩壊が発生したり,急激な浸食作用が起こったりします。山腹の崩壊を最小限に止めて周辺の森林を維持するとともに,崩壊した山腹を再び森林に復元するための工事。
崩壊直後(平成5年9月)
山腹工事施工9年後

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